釣りは子供から大人まで楽しめる最高の趣味です。
そんな釣りの中でも一際人気なのがエギング。簡単なタックル(釣具)で高級食材のアオリイカを釣る事が出来ます。
しかし、エギングに必要な釣具のひとつ『ロッド』は、種類が豊富でエギング未経験の方にとってはどれを選んだら良いか難しいと思います。
そこで今回は、初心者向けに販売されているエギングに最適なロッドを紹介していきます!
・リール選びに困っている
・どれを選んだら良いの?
・どのメーカーがいいの?
・おすすめの商品を知りたい!
この記事では、エギング用ロッドの選び方から、おすすめの商品まで丸わかり。複数のロッドを比較できるようにもまとめています。
ぜひ初めてのエギングロッド選びの参考にしてください!
- 1 初心者向けエギングロッドとは?
- 2 初心者向けエギングロッドの選び方
- 3 【厳選】初心者向けエギングロッドおすすめ9選
- 3.1 【ダイワ】エギングX 86M(1万円)
- 3.2 【ダイワ】エメラルダス X 86ML(1万円台 前半)
- 3.3 【ダイワ】エメラルダス MX 86ML・N(1万円台 後半)
- 3.4 【シマノ】セフィア BB S86ML(1万円台 前半)
- 3.5 【シマノ】セフィア TT S86M(1万円台 後半)
- 3.6 【メジャークラフト】ファーストキャスト エギング FCS-862E(6000円)
- 3.7 【メジャークラフト】ソルパラ エギング SPX-862E(8000円)
- 3.8 【メジャークラフト】「三代目」クロステージ エギング CRX-862E (1万円台 前半)
- 3.9 【メジャークラフト】トリプルクロス TCX-S862EL(1万円台 後半)
- 4 まとめ|困ったらこれを選ぼう
初心者向けエギングロッドとは?
大手の釣具メーカーでは、初心者〜上級者まで幅広いアングラー(釣り人)のニーズに応えるように釣具を開発・設計しているのが一般的です。
初心者向けの釣具は『エントリーモデル』と呼ばれるグレードに位置し、釣りが未経験の人でも扱いやすい設計で、購入しやすい価格に設定されています。
まずは、そんなエントリーモデルのエギングロッドのメリットとデメリットについて解説していきます。
初心者向けエギングロッドの「メリット」
① 初期費用を抑えることができる
これからエギングを始めるためには、ロッドだけでなくリールやエギ、PEライン、ライフジャケットなど様々なアイテムを揃える必要があります。
初期費用を抑えるためには、手に取りやすい価格で販売されているエントリーモデルのロッドを選ぶのが無難です。
② クセがなく扱いやすい
エントリーモデルのロッドは、初心者や釣り未経験者をターゲットに設計・開発しているので、誰でも使いやすい様にクセのない仕様になっています。
高価なロッドには、尖った性能やクセがある場合があるので、最初のうちはエントリーモデルが最適です。
③ 傷や破損を気にせず使用できる
釣具の扱い方に不慣れな方は、ロッドを落としたり壊してしまう事も。
特に高価なロッドは繊細で、軽くするために薄く作られていたりするので、扱い次第では簡単に折れてしまいます。
一方、エントリーモデルのロッドは、釣具の扱いに慣れていない方が使用することも考慮されて作られているので、比較的丈夫です。
扱い方によっては長期間使用できるので、何年も使い倒す事も可能です。
④ 次に買うロッドの参考になる
エギングにハマれば、必ず新しいロッドが欲しくなります。
その時に自分の釣りスタイルや、「こんなロッドを使いたい」というイメージは非常に重要です。
長さや軽さ、ブランクスの硬さなど選び要素は様々なので、自分がロッドに求める性能が分かってきたら替え時です。次に買うロッド(セカンドロッド)では、自分が本当に求めている性能のロッドを手にすることができます。
初心者向けエギングロッドの「デメリット」
① 上位機種に比べ重い
初心者向けのエントリーモデルと上級者向けハイエンドモデルの明らかな違いはロッドの自重(重さ)です。
重量の差はエギングの快適性に関わってきます。
一日中ロッドでシャクリ(釣竿を上下にアクションさせる)続けるエギングでは、できるだけ軽いロッドが好ましいです。
ただ、最近はエントリーモデルのロッドでも軽量化が進んでいるので、以前よりデメリット感はありません。
② 高級感はない
釣具屋に並ぶロッドを比較すると、エントリーモデルのロッドよりもハイエンドモデルのロッドの方がデザインが良く、おしゃれでカッコ良く見えます。
エントリーモデルはどうしてもシンプルなデザインなので、高級感はありません。
釣具に何を求めるかは人それぞれですが、人によってはエントリーモデルのデザインはデメリットになります。
初心者向けエギングロッドの選び方
① 長さ(8.6ftが基本)
エギングロッドの長さは様々ですが、標準は「8.6ft」です。
つまり万能の長さは8.6ft!秋の小型アオリイカから、春の大型アオリイカまでオールシーズン使用できる長さです。
基本的に8.6ftを基準として,短くなれば操作性能が上がり,長くなれば飛距離性能が上がると考えてください。
なので初心者の方で長さ選びに迷ったら,まずは万能の長さである8.6ftのロッドを選ぶことをおすすめします。
② 硬さ(MLがおすすめ)
エギングロッドの硬さには、『L、ML、M、MH、H』という順で硬くなっていきます。
ロッドの硬さの違いで、操作性はかなり変わってきます。
使う本人の好みにもよるところが大きいので、実際に竿を振って感触を確かめてみるのがベストです。
初心者の方が最初の一本目に選ぶのであれば「ML」を選択しておけば間違いないと思います。
③ 重さ(できるだけ軽く)
重さの選び方としては、とにかく軽いものを選べばOKです。
軽量化されているロッドほど高額にはなってくるので、予算と相談しながらその範囲内でできる限り軽いものを選択していくのがおすすめです。
④ メーカー(シマノ or ダイワがおすすめ)
エギングのリールを選ぶ時に「どのメーカーがいいのか分からない!」とお悩みの方もいるでしょう。大手釣具メーカーで、信頼と実績があるのはDAIWA(ダイワ)とSHIMANO(シマノ)です。
各社、リールの機種によって機能やデザインなど優れている点が違うので、どちらが良いかは誰も決める事ができません。それほどこの2社の製品は優れているので、安心して購入する事ができます。
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【厳選】初心者向けエギングロッドおすすめ9選
【ダイワ】エギングX 86M(1万円)
品番 | 長さ | 硬さ | 自重 |
86M | 8.6ft | M | 113g |
ダイワから販売されている「エギングX」は、”エギングを始めたい”という入門アングラーが最初に購入する1本として使いやすさにこだわったエントリーモデルです。
ラインナップは選びやすい4機種から選ぶ事ができます。おすすめはオールシーズン使用する事ができる「86M」。
2.5号~4号までの幅広いエギサイズに対応しつつ、1本で様々な状況に対応可能な機種です。
1万円を切った価格帯でエギングロッドとしての基本的な性能が備わっているモデルなので、初心者の方や釣り入門者におすすめです。
【ダイワ】エメラルダス X 86ML(1万円台 前半)
品番 | 長さ | 硬さ | 自重 |
86ML | 8.6ft | ML | 120g |
ダイワのエギング専用ブランドであるエメラルダスシリーズのエントリーモデルである「エメラルダスX」。
入門ロッド向けに価格を抑え、その予算の範囲内で基本性能を押さえたコストパフォーマンスの高いモデルです。
エギンガーが好んで使用するエメラルダスシリーズがこの価格帯で購入できるので、エギングを本格的に始めたい方にぴったりの商品です。
【ダイワ】エメラルダス MX 86ML・N(1万円台 後半)
品番 | 長さ | 硬さ | 自重 |
86ML・N | 8.6ft | ML | 95g |
「エメラルダスMX」は、中級~上級者のサブロッドとしても活躍しているコスパ最強のロッドです。
価格は2万円に迫る勢いですが、上位グレードに搭載されているテクノロジーを惜しみなく搭載されている非常におすすめの仕上がりになっています。
最初のロッドは、性能面での妥協はしたくは無いけどコストパフォーマンスも重視したい…と思っている方には最適です。まさに欲張りモデル。
ほとんどのモデルが100gを下回る軽さと、この価格帯ではトップクラスで軽量化に成功しています。
予算に少し余裕があるなら、購入を検討したいそんなロッドです。
【シマノ】セフィア BB S86ML(1万円台 前半)
品番 | 長さ | 硬さ | 自重 |
S86ML | 8.6ft | ML | 105g |
シマノのエギング専門ブランドであるセフィアシリーズのエントリーモデルとなる「BB」。
2022年にモデルチェンジした「22セフィアBB」は、これからエギングを始めたい人でも手を伸ばしやすい価格帯で購入できる入門向け・初心者向けにチューニングされたモデルです。
全16機種とラインナップが豊富なので、自分の釣りスタイルに合わせたロッドを選ぶ事ができます。
初心者の方は、オールマイティに使用できる「S86ML」がベストです。
【シマノ】セフィア TT S86M(1万円台 後半)
シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド 20 セフィア TT S86M オールラウンド 2~4号の幅広いエギ対応
品番 | 長さ | 硬さ | 自重 |
S86M | 8.6ft | ML | 98g |
2020年に登場したセフィアの新シリーズ「TT」。
BBより「高性能な入門機」、「お手頃価格のステップアップ機」というコンセプトのもと開発されています。
「セフィアTT」は、『”ジャーク”のしやすさを追求』したモデルなので、高度な技術を持たなくても、イカを効果的に誘うジャークを簡単に再現する事が可能です。
実売価格が1万円後半とエギング初心者でも手が出せる価格帯で、扱いやすい性能を持ち合わせた「セフィアTT」は、エギング用ロッド最初の1本に相応しい機種です。
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【メジャークラフト】ファーストキャスト エギング FCS-862E(6000円)
品番 | 長さ | 硬さ | 自重 |
FCS-862E | 8.6ft | E(M) | ー |
その名の通り、初心者が初めて使用することを想定して開発されたのが「ファーストキャスト エギング」。
エギングに最低限必要な性能をカバーしたシンプルな設計なので、他には真似できない圧倒的安さを実現しています。
初期費用を可能な限り抑えたい方、安いロッドを探している方は、このロッドを選ぶ以外 選択肢はありません。エギングをしっかり楽しみたいのであれば、「ファーストキャスト エギング」より安いロッドを選ぶことはおすすめしません。
汎用性が高く扱いやすいラインナップが揃っていて、スタンダードな8.6ftの「FCS-862E」や、取り回しの良いショートモデル「FCS-832E」がおすすめです。
「FCS-862E」はエギングだけでなく、10~20gのルアーでシーバスや黒鯛狙い、10g前後のジグヘッドでの根魚狙い、キャスティングジグを使用しての小型青物狙い、チョイ投げ・サビキにも使用可能です。色々な海釣りに挑戦したい方はぜひ検討してみてください。
【メジャークラフト】ソルパラ エギング SPX-862E(8000円)
品番 | 長さ | 硬さ | 自重 |
SPX-862E | 8.6ft | E(M) | ー |
メジャークラフトのルアーロッドで定番の入門機シリーズが「ソルパラ」。
ソルパラシリーズからエギング専用に開発されたのが「ソルパラ エギング」。コスパの高さを絶賛する人が後を絶たない爆売れロッドです。
ただ、先ほど紹介した「ファーストキャスト エギング」と性能はほぼ同じ。ガイドやリールシート、パーツのグレードがほとんど変わらず、違うのでデザインくらいです。
価格の差は2000円程度なので、好みのデザインの方を選ぶのもアリです。
【メジャークラフト】「三代目」クロステージ エギング CRX-862E (1万円台 前半)
品番 | 長さ | 硬さ | 自重 |
CRX-862E | 8.6ft | E(M) | ー |
「「三代目」クロステージ エギング」は、初中級アングラーが気軽に本格的なスペックを体感できるロッドに仕上がっています。
下位機種とは違い、「三代目」クロステージ エギングでは繊維の向きを変えながら複数層にわたってカーボンシートを巻き付ける「クロスフォース製法」を採用しています。それによってロッドの強度が大きく向上、安定したキャストやジャーク時のブレも減るので、快適にエギングを楽しむ事ができます。
おすすめ機種は「CRX-862E」で、もはや説明不要なド定番モデルです。
あらゆる状況に対応する一番人気モデル「CRX-862E」の「人気の秘密は、その絶妙な硬さとレングスのバランスの高さです。春のデカイカ狙いに対応するバットパワーと、秋の数釣りシーズンに欠かせない繊細な感度とキャスト性能を持ち合わせています。
【メジャークラフト】トリプルクロス TCX-S862EL(1万円台 後半)
品番 | 長さ | 硬さ | 自重 |
TCX-S862EL | 8.6ft | EL(ML) | ー |
メジャークラフトで初めてエギング専用ロッドとして販売されたのが「トリプルクロス エギング」。
ガイドにはラインの摩耗に強くて感度を高める「SiC-Sリング」を採用。ブランクスも「クロスフォース製法」に「4軸カーボンテーピング」によってロッド強度がさらに増しています。
1万円台とは思えないコスパ最強ロッドに仕上がっています。
おすすめ機種は「TCX-S862EL」。ティップ(竿先)部分が、しなやかで繊細なソリッドティップが搭載されたモデルです。小さなアタリを察知しやすく、秋の数釣りにもおすすめです。もちろん春のモンスターイカにも対応しているので心配 不要です。
まとめ|困ったらこれを選ぼう
いかがでしたか?
今回は、初心者向けに販売されているエギングに最適なロッドを紹介していきました。
エギングを始める際に必要なロッドは、安いもので1万円以下、高いものでも2万円以下で購入する事ができます。
今回紹介した9つのアイテムは、どれも初心者が手にしても問題ない扱いやすいロッドを厳選しています。皆さんの予算や好きなデザイン、メーカーに合わせて選んでみてください。
きっと初めてのエギングが楽しいものになりますよ!
もし、どれを選んだらいいかわからない方は、次の2つから選ぶことをおすすめします。今回紹介したロッドの中でコスパ最強の2本です。