
今回はイカ釣り用にチューニングされた専用ロッド、エギングロッドのおすすめをご紹介していきます!
エギングとは、餌木(エギ)を使ってイカを釣る釣法で、エギングロッドとは正にイカ釣りのためだけに作られた釣竿のことを言います。
※ただ、エギングロッドでアジングやジギングなどを楽しむことも全然できます。
初心者でもはじめやすいということもあり、大人気のエギングゲームですが、今ではエギングロッドも色々な種類が登場していて、どれを選べばいいかわからないから教えてほしいという方も多いはず。

ただ、エギングロッドはイカを釣りやすいようにチューニングされている(長さ・軽さ・硬さ)ので、扱いやすさは抜群です。
そこで、今回は初心者〜上級者向けまでおすすめで人気の高いエギングロッドをいくつかピックアップしていきたいと思います!

エギングロッドの選び方と3つのポイント
エギングロッドは釣具屋さんに行けばたくさん展示されていると思いますが、どれを選べばいいかわからないですよね。
そんなときは、店員さんに色々と質問をして紹介してもらうのもおすすめです。
でも、ちょっと恥ずかしくて店員さんを呼ぶことができないって方も少なくはないかもしれません。

と思ってます。
まず、エギングロッドを選ぶ際、どんなことを気をつけるべきか?をまずご説明していこうと思います!
①エギングロッドの長さ
エギングロッドを選ぶときに、まず最初に確認してほしいのが「ロッド(竿)の長さ」です。
基本的な考え方としては、できるだけ遠投したい場合は長い方がいいですし、シャローや岩場などでピンポイントでエギを落としたい場合はコントロールの効きやすい短めのものを選ぶのがおすすめです。
一般的には8.5フィート(およそ2.5メートル)前後の長さのロッドが無難なところです。
これよりも長いロッドであれば、遠くにエギを投げることができるでしょうが、長くなればそれだけロッドが重くなるので、しゃくりの動作に影響がでるかもしれません。(一日竿をしゃくるのは正直疲れる…w)
もし、あなたがこれからはじめてエギングに挑戦するのなら、8.5フィート前後のロッドを探してみてください!
②エギングロッドの硬さ
エギングロッドは、L、ML、M、MH、Hという硬さのバリエーションがあり、この硬さもエギングロッドを選ぶポイントになります。
硬さは、L<ML<M<MH<Hの順に硬くなっていく感じです。

ロッドの硬さはエギの操作をどうしたいかや、使う本人の好みにもよるところが大きいので、実際に竿を振って感触を確かめてみる方がいいですが、最初の一本目に選ぶのであれば、ML〜MHのどれかを選択しておけば間違いないと思います。
2本目からは、ちょっと硬めの〜柔らかめの〜という風に自分のスタイルに合わせていくといいのかなと思います。
③エギングロッドの重さ
エギングはイカを誘うために「しゃくり」と呼ばれる動作を行う釣法です。
そのため、ロッドにある程度ハリがあった方がしゃくりやすいですし、長時間釣りをする場合は竿が重いとしゃくり疲れてしまいます。
重さの選び方としては、とにかく軽いものを選べばOKです。
金額的には、やはり軽量化されているロッドほど高額にはなってくるので、予算と相談しながらその範囲内でできる限り軽いものを選択していくのがおすすめです。
その際、リールの重さもバランスに入れながら選んでいくといいと思います。


ちなみに、このときに使用していたロッドはダイワのエメラルダスのMX86Mというエギングロッドです。トータル的にバランスの取れたいいロッドです。
エギングロッドの選び方まとめ
押さえておきたいポイントはこの3つ!
エギングロッドの長さ | 8.5フィート(約2.5メートル)前後 |
エギングロッドの硬さ | MLorMorMH |
エギングロッドの重さ | できる限り軽い方がいい |
このような目安で選んでいただければ問題はないと思います。
【価格別】2019年度版おすすめエギングロッドを厳選!
では、ここからは価格別におすすめのエギングロッドを紹介。
はじめてエギングをされる方はまずは安いロッドで試してみて、慣れてきて性能を高めていきたいと思ったら少し値段の高いロッドを使ってみるのもおすすめです。

【入門用】1万円以下のエギングロッドランキング
まずは、1万円以内で買える入門用ロッドを3本紹介します。初心者でいきなりロッドにお金をかけたくないけど、できるだけいいものを使いたい方におすすめです!
1万円以下のロッドもたくさんありますが、中にはガイドがすぐに割れてしまったり、耐久性の弱いものもあったりします。
ですが、この3本から選んでおけばとりあえず問題はないと思います。
失敗したくない方はぜひ参考にしてください!
①メジャークラフトスピニング ファーストキャスト
長さ | 8.6フィート |
重さ | 不明 |
硬さ | – |
エギサイズ | 2.5号〜3.5号 |
PEライン | 0.4号〜1.0号 |

とにかく入門者向けの1本!コスパが良い割に自重も軽く初心者でも扱いやすいエギングロッドです。

②ダイワ リバティクラブ 862M
長さ | 8.6フィート |
重さ | 140g |
硬さ | M(ミディアム)
|
エギサイズ | 2.5号〜3.5号 |
PEライン | 0.6号〜1.2号 |


③シマノ ソルティーアドバンス S806ML 8.6フィート
長さ | 8.6フィート |
重さ | 120g |
硬さ | ML(ミディアムライト) |
エギサイズ | 2号〜3.5号 |
PEライン | 0.6号〜1.2号 |


【初心者向け】1万円台のエギングロッドランキング
続いて、1万円台で買えるエギングロッドを紹介します!1万円以下と1万円台では性能が結構違いますので、少し余裕がある初心者さんならこのレベルのエギングロッドを選択しておけば間違いありません。
少し値段が上がるだけで感度や操作性も違うので、ぜひ悩んでください!(笑)
①シマノ エギングロッド セフィア BB S806M 8.6フィート
長さ | 8.6フィート |
重さ | 97g |
硬さ | M(ミディアム) |
エギサイズ | 2.5号〜4号 |
PEライン | 0.5号〜1.0号 |


②ダイワ(DAIWA) エギングロッド スピニング エメラルダス 86M
長さ | 8.6フィート |
重さ | 120g |
硬さ | M(ミディアム) |
エギサイズ | 2.5号〜4号 |
PEライン | 0.5号〜1.2号 |

高級感のあるデザインもナイス!

③Graphiteleader カラマレッティー GCRS-832ML-S GCRS-832ML-S
長さ | 8.3フィート |
重さ | 93g |
硬さ | ML(ミディアムライト) |
エギサイズ | 1.8号〜3.5号 |
PEライン | 0.4号〜1.0号 |

軽さと操作性の高さが評判です。

【中級者向け】2万円台のエギングロッドランキング
ここからは、初心者でいきなり高いロッドを試してみたいという方と、入門用ロッドじゃ物足りなくなってきた中級者向けにおすすめなロッドになります。
2万円を超える竿は、軽さやティップの感度が全然違い、当たりも取りやすくなるのでイカとの駆け引きを楽しみたい方はこのレベルのものを選ぶと釣行がもっと楽しくなると思います!
①ダイワ スピニング エメラルダス MX アウトガイドモデル 86M
長さ | 8.6フィート |
重さ | 95g |
硬さ | M(ミディアム) |
エギサイズ | 2.5号〜4号 |
PEライン | 0.5号〜1.0号 |


僕も愛用しているのでおすすめします!
②ヤマガブランクス メビウス 85ML
長さ | 8.5フィート |
重さ | 98g |
硬さ | M(ミディアム) |
エギサイズ | 2.5号〜4号 |
PEライン | 0.5号〜1.0号 |


飛距離を求める人にもおすすめ!
③シマノ エギングロッド 17 セフィア CI4+ S803ML
長さ | 8.3フィート |
重さ | 89g |
硬さ | ML(ミディアムライト) |
エギサイズ | 1.8号〜3.8号 |
PEライン | 0.4号〜1.0号 |

一日中しゃくっても疲れにくい!

ティップの感度もよくイカがちょっとエギに触っただけでも当たりを検知できるのが素晴らしいと思いました!
【上級者向け】3万円以上のエギングロッドランキング
エギングにはまりこんでしまうと高性能のハイエンドモデルに興味が出てくるもの。
3万円以上の最高級ロッドは、入門用のロッドでは感知できなかったイカパンチでさえも伝えてくれる上級者向けとなります。
自分の腕を思う存分試したいという方におすすめです!
①ダイワ スピニング エメラルダス AIR AGS 74MH
長さ | 7.3フィート |
重さ | 90g |
硬さ | MH(ミディアムハード) |
エギサイズ | 2.5号〜4.5号 |
PEライン | 0.5号〜1.2号 |

小回りが利くので秋の数釣りにも最適!

②シマノ セフィア エクスチューン S804L+ 8.4フィート
長さ | 8.4フィート |
重さ | 100g |
硬さ | L(ライト) |
エギサイズ | 1.5号〜3.8号 |
PEライン | 0.3号〜0.8号 |

ボトムにエギが着底したところから手に取るようにわかる感度はさすが!

エクスチューンはエギンガーの間でも最高のロッドと評判も高くて、いつか手にしたい憧れのマトだね!
③ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks) ロッド カリスタ 86M/TZ NANO
長さ | 8.4フィート |
重さ | 99g |
硬さ | M(ミディアム) |
エギサイズ | 2.5号〜4号 |
PEライン | 0.6号〜1.0号 |


【番外編①】インターラインのエギングロッドのおすすめ

エギングはとにかくシャくるので、ラインが絡むというトラブルも少なくはありません。その問題を解消するために開発されたエギングロッドが「インターラインモデル」。
インターラインとは、ラインをガイドに通すのではなく、ロッドの中を通すという画期的なスタイルの釣竿で、エギングに適していると言われています。
反面、飛距離がでない、メンテナンスが面倒、糸通しが面倒などのデメリットもありますので、アウトガイドロッドとどちらがいいかという議論は常にされています。
そこで、ここではインターラインロッドのおすすめは番外編という扱いにして紹介したいと思います。
インターラインの方が良さそうだなと思う方は、この3つの中から選んでおけば間違いないでしょう!
①ダイワ エギングロッド スピニング エメラルダス(インターライン) 86MI
はじめてインターラインを使うという方におすすめなのが、ダイワのエメラルダス86Ml。
軽さもあり、硬さもありながら、しなやかな動きをしてくれるエメラルダス、ガイドに触れない分感度も高くなっています。
長さ | 8.6フィート |
重さ | 116g |
硬さ | MI |
エギサイズ | 2.5号〜3.5号 |
PEライン | 0.6号〜1号 |
②シマノ エギングロッド セフィア SS SI S803ML 8.3フィート
次が、シマノのセフィアのインターライン「SS SI S803ML」です。
飛距離もアウトガイドと遜色なく、アウトガイドでない分、糸絡みや風などにも影響されにくく最高品質のインターラインモデル。
長さ | 8.3フィート |
重さ | 110g |
硬さ | ML |
エギサイズ | 2号〜3.5号 |
PEライン | 0.5号〜1.0号 |
【番外編②】日本一高いエギングロッドはこれ!
最後に、使うのがもったいなくなるエギングロッドをご紹介。現時点で日本で一番高価なもの。地面に置くのに躊躇してしまいます(笑)
性能はもちろんいいのですが、値段が高すぎて使う際に緊張してしまうのではないでしょうか。
自己満足の世界かも。
オリムピック グラファイトリーダー スーパーカラマレッティーAT GSCS-892MLM-AT
長さ | 8.7フィート |
重さ | 100g |
硬さ | ML(ミディアムライト) |
エギサイズ | 2号〜3.5号 |
PEライン | 0.4号〜1.0号 |


迷ったらこれ!釣猿がおすすめするエギングロッド3選!
いかがでしたでしょうか?
エギングロッドと一言で言っても色々な種類、価格帯のものがありますよね。最終的にはやはり一度振ってみないと相性がわからないので、実際に手に取ってみないとわからないことも多いと思います。
しかし、ここで紹介したものなら最低でも失敗することはない、というものを厳選してみました。ぜひ、参考にしていただければと思います。
その上で、やっぱり迷ってしまうという方におすすめの3本を厳選しておきます。
①入門者向けならこれ!
②中級者向けならこれ!
③上級者向けならこれ!
釣り初心者でもロッドとエギさえあれば誰でも楽しめることから、エギングゲームは今大人気!また、エギングロッドは汎用性も高く、1本持っていればアジングやジギングなども楽しめます。
ロッド選びは初心者の方には少し難しいと感じるかもしれませんが、まずは気軽に使ってみて自分にぴったりなエギングロッドを手に入れてもらえれば幸いです!
また、参考になるかわかりませんが、エメラルダスMX86Mを使って1.5キロのアオリイカを釣ったときの動画がこちらです!

それでは、今回はここまで!あなたがイカ釣りにハマることを願っています!(笑)
おすすめのPEラインはこちら
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