【基礎】エギングの「ジャーク」とは?基本からアクションの仕方まで徹底解説!

釣りの中でも簡単な装備で手軽に始めることができるエギング。

釣猿
ロッド、リール、エギさえあればできるね!
釣猿2号
あとは釣り人の腕によって釣果も変わってくるね!

そんなエギングで誰もが悩むのがシャクリ方なのではないでしょうか。

エギングのシャクリにも色々な種類があり、状況によって使い分ける必要があります。

中でも、「ジャーク」と呼ばれるアクションはエギングにおいて基本の1つです。

そこで今回は、ジャークの特徴とそのやり方や使うべき場面について詳しく解説していきます。

・そもそもジャークってなに?
・どうやってアクションするの?
・シャクリとの違いは?
・どんな時に有効なの?

…という方は特に、今回の記事が参考になりますよ!

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【基本】エギングのシャクリ

ジャークとは

エギング ジャーク 振り方

エギングにおいて基本的なロッドアクションは、「シャクリ」と「ショートジャーク」の2つです。

そのうちの1つの「ジャーク」とは、ロッドを軽快に操作しエギを左右にダートさせるアクションを指します。

左右へ規則的に鋭く動くエギが、アオリイカの興味を惹きつけます。

厳密に言うとジャークは「シャクリ(日本語)= ジャーク(英語:Jerk)」と同意義です。

釣猿
シャクリの一種なんだね!
釣猿2号
Jerkは”急激に引く”って意味だね!

しかし、エギングでは「シャクリ」と「ジャーク」はそれぞれ違うアクションで呼ばれることが多いです。

次は「シャクリ」と「ジャーク」の違いについて見ていきましょう。

シャクリとジャークの違い

エギングの基本である「シャクリ」と「ジャーク」ですが、その違いはエギの動きにあります。

「シャクリ」は上方向への直線的な動きで、「ジャークは」左右上方向への弧を描くような動きをします。

エギング ジャーク イメージ図 シャクリ 違い

釣猿2号
詳しく解説していきます!

「シャクリ」の場合はこうです。

例えば「3段シャクリ」をした場合、竿を3回シャクった後にラインの糸フケを回収します。

この時エギは直線的な上方向へとフォールの下方向のみの動きをします。


一方「ジャーク」の場合はこうです。

例えば「ショートジャーク」をした場合、1ジャークにつきリールも1回転させ連続してロッドを振るので、余分ないとフケが出ません。

ここがわかりにくいのですが、ジャークの後にロッドを同じ位置まで戻し、素早くラインの弛みを作る事で、エギが横方向へ動き綺麗な横方向のダートアクションを描きます。

それにより「ジャーク」では、左右横方向と上方向、フォールの下方向など動きをします。

上から見ると稲妻のように左右に動いていますが、水中では弧を描くようなアクションをするイメージです。

エギング ジャーク イメージ図 シャクリ 違い

釣猿
ジャークはリールを巻きながら行うふり幅の小さなシャクリというイメージ!
釣猿2号
シャクリの時よりも小さくロッドを振り上げます!
釣猿
1回の上げ下げごとにリールを1巻きし、連続して5回ほど素早く行うのがポイントでだよ!

ジャークのメリットは?使いどきは?

ジャークを使うメリットは3つあります。

① 風の影響を受けにくい
② ポイントを素早く探ることができる
③ 水深の浅い場所で有効
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① 風の影響を受けにくい

風が強い日は、PEラインが風を受けて糸フケが発生しやすいです。

しかし、ラインを回収しながらアクションさせるショートジャークは余分なラインが出ません。

ジャークならエギにしっかりとアクションがつけられ、エギングを成立させやすくなるメリットがあるのです。

② ポイントを素早く探ることができる

ワンピッチジャークなどは、リールを巻きながらアクションをさせます。

そのため一投の回収スピードが速いので、その釣り場を素早く探る事が出来ます。

③ 水深の浅い場所で有効

ショートジャークやスラックジャークは左右にエギをアクションさせるので、水深の浅い場所でもしっかりエギをアピールできます。

エギが水面から出る状況が多い方は、普通のシャクリからジャークに変えてみることをおすすめします。

3種類のジャークとそのやり方

ジャークには主に3つのタイプがあります。

① ショートジャーク(ワンピッチショートジャーク)
② ロングジャーク
③ スラックジャーク

ショートジャーク(ワンピッチショートジャーク)

エギング ジャーク イメージ図 シャクリ 違い ショートジャーク

1回のシャクリでリールを1巻きする最もスタンダードなジャーク。

これを少しの振り幅で連続して(5回程度)おこなうことで、エギが左右にダートしながら泳ぎます。

釣猿2号
弱った魚が逃げる様子を演出してくれるよ!

シャクリの注意点は、シャクった後にロッドを元の位置にしっかりと戻し糸フケを出すこと!

糸フケを出さず、エギを引っ張るようなシャクリでは、エギは綺麗にダートしてくれません。

ロングジャーク

エギング ジャーク イメージ図 シャクリ 違い ロングジャーク

竿を大きくシャクリ、エギを大きく海中で移動させてアピールするジャークです。

スラックジャーク

スラックジャーク エギング ジャーク イメージ図 シャクリ 違い

スラックジャークとは、スラック(糸ふけ)を利用したジャーク。

エギをあまり動かしたくない場合や、水深が浅く移動範囲をできるだけ抑えたいときに有効なアクションです。

ロッドを上にあげた状態から1度下げ、たるんだ糸を弾くようにロッドをシャクると上手くダートします。

スラックジャークはアオリイカが低活性の時に有効と言われています。

また、1kgを越す大型のアオリイカに効果的なので春エギングでは使う場面が増えるでしょう。

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春エギングの釣り方を解説するアングラー

ジャークの操作のコツと気になる点

ジャークのコツ

エギング ジャーク イメージ図 コツ

今回紹介したジャークをうまく成功させるためにはコツがあります。

シャクった後にロッドを元の位置に戻すことです。

そうすることで、エギを引いた後にちょっとした糸フケを作る事ができます。

糸フケを出さずにエギを引っ張るようなジャークでは、エギは綺麗にダートしてくれません。

気になる点

エギング ジャーク しゃくる方向

ロッドを動かす方向は?
ロッドの角度は上方向、下方向、横でも斜めでもどの角度でもOK!
釣猿
ジャーク後のラインの弛みを上手に作れればどの角度でも大丈夫だよ!

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最適なドラグの強さは?
正解はありません。
釣猿
おすすめはドラグがジッと滑って若干ラインが出るくらいがベストだよ!
釣猿2号
詳しいやり方はこの記事を参考にしてくださいね!
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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はジャークの特徴とそのやり方や使うべき場面について詳しく解説してきました。

最初は「難しい」「複雑」という気持ちになるかもしれません。

しかし、何回か練習すれば簡単にできるようになるのがジャークのいいところです。

特にショートジャークはエギングの基本で、マスターすればサイトフィッシングやシャロー攻略などが容易にできます。

シャクリのテクニックが増えれば、エギングの幅が広がるのでぜひ皆さんもジャークに挑戦してみてはいかがでしょう。

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