大人気ルアーフィッシングとして多くのアングラーから愛されるエギング。
最近は釣り人も増え、アオリイカがスレてしまっているケースも多いのでは?
そんな時に試していただきたいのが『アワビシート』!
聞いたことや見たことある方も多いと思います。「噂には聞くけど、実際どうなの?」これが本音だと思います。
そこで今回は、アワビシートの効果や貼る位置などなど詳しくご紹介していきます。
・実際に釣れるの?
・どこにどれほど貼れば良いの?
・どのカラーがおすすめなのか教えて!
アワビシートとは
アワビシートとは、アワビなどの貝を薄くスライスしてシールに加工した製品を指します。アワビだけではなく、サザエ・白蝶貝・メキシコ貝など様々な天然の貝ならではのランダムな模様が特徴で、中には夜光タイプやケイムラタイプもあります。
エギ専用タイプだけでなく、メタルジグ用なども販売されていて、様々な釣りで使用できます。
有名なものでは、ダミキジャパンの『あわび本舗』から販売されているもので、エギング界で最強のエギンガーと呼ばれている重見典宏氏(愛称:シゲミン)が監修しています。
アワビシートの効果
アワビシートを貼ることで得られるメリットとは何があるでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
① フラッシングを期待できる
アワビシートにはフラッシング効果が期待できます。
よりエギを目立たせることが可能で、アオリイカの目に触れやすくさせ存在に気付いてもらうことができます。
アオリイカなどのイカ類は、色彩の判断ができないと言われていて、白黒の世界で生きています。しかし、色の識別ができなくても光量の判断は可能です。
エギにアワビシートを貼ることで光が乱反射し、そのフラッシング効果は魚の鱗の乱反射と似ているため、アオリイカの目に付きやすくなります。
② フッキング率がUP
アワビシートを貼ったエギはボディへの噛み跡が激減し、代わりにアワビシートが損傷するようになりました。
確証はなく想像ですが、アオリイカはアワビシートを貼ったエリアを狙って噛みついていると考えられます。アワビシートはエギのカンナ付近に貼るようにしています。アワビシートを貼ったカンナ付近にイカがアタックしているのであれば、以前よりもフッキングしやすくなった感覚はあながち間違いではないのかなと思っています。
カンナ近くのアワビシートを目印にアオリイカを抱かせる事によって、バラシを防ぎ、しっかりフッキングさせることが可能になります。
アオリイカの反応はハッキリ分かれる!
アワビシートを貼ったからと言って釣果に差は出るのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
「効果あるよ!」という人もいれば「効果ないよ!意味ない」と言う人もいます。
そもそもアワビシートを貼らなくてもアオリイカが釣れるので、わざわざ貼る必要性を感じない方もいると思います。
ただ、アオリイカの中には明らかにアワビシートを貼ったエギに強く反応する個体が存在します。特に釣果が厳しく渋いと感じる時にアワビシートを貼ったエギにチェンジすると急に反応があるなんてことも!
エギングで釣果の多いアングラーは、いろいろなパターンを試し、常にどうやったら釣れるかを模索している事が多いです。アワビシートはエギングの幅を広げてくれるそんなアイテムです。
自分なりにエギをカスタマイズし、『今まで逃してきたイカを釣ってやろう!』『エギングの釣れるパターンのバリエーションを増やしたい!』そんな意気込みのあるアングラーは、ぜひ一度試していただきたいです。
アワビシートの貼り方
アワビシートの貼り方ですが、自分の好きな場所に貼るだけで難しいことは一切ありません。
貼る場所や枚数の正解はありませんが、多くの方がはカンナ付近の背中側やお腹側に貼っています。イカがアワビシート目がけてエギを抱いてくるのでこの場所に貼るとハリに掛かりやすくなるのでオススメです。
個人的には、日中で使用するエギには背中側に貼り、夜間に使用するエギやグロー系のアワビシートは腹側に貼るようにしています。
日中での使用 | 夜間での使用 |
カンナ付近(背中側) | カンナ付近(お腹側) |


おすすめアワビシート10種類の使い分け!
エギングに最適なアワビシートは、アワビ本舗の『重見典宏プロアワビシート』シリーズがおすすめです。
エギ専用にカットされていて、貼りやすくお手頃価格で購入することができます。
少しずつたくさんのカラーを試してみたい方は6枚入りの『重見プロアワビシート(Sサイズ)』を。たくさん貼りたい方は12枚入りの『重見プロアワビシート』を購入しましょう。
① パイロットブラック
ヤル気のあるイカなら一投目でノッてくるNo.1人気カラー「パイロットブラック」。入門者からトップアングラーまで、幅広く使用する超エースカラー。
② モンスターナチュラル
スレ切った4kg級モンスターは通常のエギには無関心。そんなイカにスイッチを入れる「モンスターナチュラル」。一級ポイントでの巨大イカ攻略に欠かせない必殺カラー。
③ モンスターブラック
シーズンを選ばないオールマイティーなカラー「モンスターブラック」。視認性にも優れていますので、秋のサイトフィッシングや春のプレッシャーのかかったデカイカにも有効です。
④ ナイトレッド
エギの腹専用カラー「ナイトレッド」。夜釣りや朝夕の光量の少ない時に特に有効。手持ちのエギに赤テープが無くても、このカラーがあれば代用、それ以上の効果を発揮する。
⑤ ナイトグロー
エギ腹専用カラー「ナイトグロー」。夜釣りだけでなく日中の深場や影等を攻める時、特に有効。明るい所から暗い所へエギが入った時にイカのスイッチが入る。
⑥ 超ブルーブラック
フィッシングプレッシャーが比較的高いポイントでのサーチカラー「超ブルーブラック」。ややマット系のブラックがイカの警戒心を解きほぐす。
⑦ 超GALAXYブラック
全てのあわびを凌駕する、銀河の輝き(超ケイムラ)を纏った超ド級カラー「超GALAXYブラック」。水の透明度、光量の多少に関わらず万能に使えるカラー。
⑧ 超GALAXYパープル
全てのあわびを凌駕する、銀河の輝き(超ケイムラ)を纏った超ド級カラー「超GALAXYパープル」。可視光線の届かないディープや闇夜で怪しく発光、ターゲットを誘い出す! アピール力と視認性の両立。
⑨ 超サイトピンク
超ピンク+超ケイムラで最高の視認性の「超サイトピンク」。エギングで「ピンク」は基本中の基本カラー。もちろんサイトフィッシングには最適で、このカラーで釣れない「見えイカ」がいるわけがありません!?
⑩ 超サイトオレンジ
超オレンジ+超ケイムラで最高の視認性の「超サイトオレンジ」。秋のサイトフィッシングのシーズンには欠かせないカラーですが、ナイトエギングや光量の少ない時間帯での釣りにも有効。
まとめ|ぜひアワビシートお試しあれ!
いかがでしたか?
今回は、アワビシートの効果や貼る位置などを詳しくご紹介してきました。
アワビシートを貼ることで、フラッシング効果やフッキング率をアップさせることができます。
個人的には秋イカより春イカでアワビシートの効果を感じています。シートの貼る位置や枚数を変えるだけで違った釣果になることもあり、まだまだ研究の余地ありです。
ぜひ皆さんも『エギングの幅を広げる』意味でも、アワビシートを使って色々と試してみましょう!新しい発見や気付きもあり、もっとエギングが楽しくなりますよ!