アオリイカなどのイカを釣ったら持ち帰って食べたいですよね。持ち帰る際は、イカを締めると鮮度が落ちにくくなり美味しく食べることができます。
イカを締める方法は、いくつかあります。
- イカ締めピックを使う
- ハサミやナイフを使う
- デコピン、チョップで締める
キープすることを前提としたエギング釣行の場合、アオリイカを釣り上げたら生かした状態でバケツにいれて、スミを吐かせるとクーラーボックスなどを汚さずに持ち帰ることができます。

イカを締める方法
イカを締めるときは、イカの目の間を目印にします。
ここから、胴体部分とゲソの部分に向かって斜めにピックやナイフなどで刺すとイカの神経が断ち切れて締まります。締まるとイカの体がすっと白くなるのでそれで完了です。
動画で観た方がわかりやすい方はこちらも参考にしてください。

イラストで解説します。
まず、イカ締め専用のピックかやナイフを用意します。
イカの目の間(中心部分)の少し上の方に専用のピック、もしくはナイフなど先端が尖っているものを刺します。
コツは斜め45度くらいに刺すと締まりやすい。
次に、逆方向(足の方に向かって)に斜め45度を目指して刺します。
胴体と足、全体が白くなったら完了です。
専用のピックやナイフ、ハサミなどがない場合、空手チョップやデコピン、神経を抑えることでも締めることができます。

イカを締める道具おすすめ3選
イカを締めるのはそんなに難しいことではありません。ハサミやナイフでも代用可能です。
しかし、安全に確実に締めるには専用の道具を使うことをおすすめします。そこで、おすすめのイカ締めピックをいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。
シマノ Sephia スライドイカシメ CT-202I 7155


ヤマシタ(YAMASHITA) イカ締めピック エギ王 イカ締め 120mm 夜光


TAKAMIYA REALMETHOD イカギャフ付き JL-1302

イカ締めだけでなく、エギのカンナの変形を直すツール、ミニギャフが付いているので便利!

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イカの持ち帰り方について
鮮度を保つためには、イカを締めたら氷の入ったクーラーボックスに入れますが、必ずイカを氷や水に直接触れさせないようにしてください。
また、締めた後でもイカはスミを吐くことがあるので、ジップロックなどのビニール袋にいれておくと良いでしょう。
スミが気になる場合は、一度海水でイカを洗ってから個別でビニール袋に入れておけばOKです。
イカの透明感を損なわずに持ち帰るには、イカと真水を触れさせないこと。
水に触れてしまうと浸透圧の関係でアオリイカの体細胞が水を吸収してしまい、白く変色してしまい、味や食感が損なわれることがあります。
せっかく釣ったアオリイカを最高に美味しい状態に保つためにも、釣ったあとに締めて、新鮮な状態で持ち帰るようにしてくださいね!
