釣った魚を新鮮に持って帰るためにはクーラーボックスが必須です。そんなクーラーボックスを冷やす際、皆さんはどうしていますか?
釣具屋で氷を買う方や、家で氷を準備する方など様々だと思います。しかし夏場では氷は一瞬で溶けてしまい、クーラーボックスの意味をなさない経験をした人も多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つのが『保冷剤』。今回は炎天下の釣りでも長持ちする最強の保冷剤をご紹介していきます!釣り用の保冷剤探しでお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
・溶けにくい製品が欲しい
・氷と保冷剤どっちが良いの?
・おすすめの商品を教えて
『氷or保冷剤』釣りに適してるのはどっち?
釣りでは保冷剤と氷どちらが適しているのか論争があります。つまり、ジャンルや状況によってはどちらも適していると言うこと。
「それじゃあどっちが良いかわからないよ!」…と言う人のために、それぞれのメリットなど特徴をまとめました。ぜひ選ぶ時の参考にしてください。
保冷剤 | 氷 | |
保冷力 | ◎ | ◯ |
保冷力の 持続性 |
◎ | △ |
急速冷却 | ◯ | ◎ |
メリット | 遠征など長時間使用に最適 水漏れの心配がない 周囲を汚す心配がない 繰り返し使用できる |
釣具屋で即日購入可能 後始末が簡単 |
デメリット | 冷やしておく準備が必要 使用後洗う必要がある |
溶けやすい 水漏れ・汚れのトラブル 購入派はコストがかかる |
おすすめの人 | コスパ重視 遠征が多い人 保冷力を持続させたい人 |
準備&片付けが苦手な人 汚れやすい釣りの人 |
ルアーフィッシングの中でもシーバス釣りは特に人気の高い釣りのひとつです。そんなシーバス釣りですが、皆さんは釣れたシーバス(スズキ)をどうしていますか? リリースされる方も多い魚ですが、正しい処理(締め方)をすれば、美味しく食べる事がで[…]
釣り用保冷剤の選び方
それでは釣りに使用する保冷剤を選ぶ際に注目したい4つのポイントをご紹介していきます!この4つのポイントに気をつければ、失敗しない買い物ができますよ!
① 保冷力
保冷剤には大きく分けて2種類のタイプがあります。よく見かけるタイプは『0℃タイプ』で、より保冷力を高めているのが『氷点下タイプ』です。
『0℃タイプ』は比較的安価で購入でき、とりあえず保冷剤が欲しい方におすすめです。
反対に『氷点下タイプ』は、夏場など直射日光でクーラーボックス内が暖まりやすい時期に最適です。また、保冷の持続力も長いので、長時間釣行や遠征にももってこいです。『0℃タイプ』と『氷点下タイプ』は、数百円しか変わらないので、特別な理由がなければ『氷点下タイプ』がおすすめです。
② サイズ
次に保冷剤のサイズを決めましょう。保冷剤のサイズは、クーラーボックスの内寸に合わせる必要があります。最も汎用性の高いサイズは900gで、12Lのクーラーボックスなら1個、それ以上はサイズに合わせて個数を増やすと良いでしょう。冷凍庫でも場所を取らない最適なサイズなのでおすすめですよ!
③ 容器の硬さ
保冷剤に使用されている素材には、硬い容器に充填された『ハードタイプ』と、柔らかい容器に充填された『ソフトタイプ』の2種類があります。
どちらも釣りで使用できますが、おすすめなのは『ハードタイプ』。洗ったりの手入れが簡単で、頑丈な点が優秀です。『ソフトタイプ』は隙間ができにくくクーラーボックス内の有効活用がしやすいですが、魚のトゲや鋭い歯などで簡単に穴が空いてしまいます。
そのため、せっかく買った保冷剤を長く使うためには『ハードタイプ』を選択する方が吉です。
④ 凍るまでの速さ
基本的に保冷時間が長い『氷点下タイプ』は、完全に凍結するまで時間がかかります。物によっては48時間(丸二日)かかる場合も。そのため、購入前に保冷剤の凍結時間の確認は重要です。
『氷点下タイプ』の中にも『倍速』の表記があるタイプは、約半分の時間で凍結が完了するので、釣行頻度の高い方にはそちらがおすすめです。
【釣りの保冷剤最強決定戦!おすすめ14選】
ロゴス:倍速凍結・氷点下パック L
保冷力 | 氷点下タイプ |
サイズ | L |
(M)縦19.6×横13.8×厚さ2.6cm (L)縦25.5×横16.4×厚さ2.5cm (XL)縦25.5×横19.5×厚さ3.5cm |
|
(M)600g (L)900g (XL)1200g |
|
容器の硬さ | ハードタイプ |
凍結時間 | 約18~24時間 |
保冷剤人気No.1!買い替え不要の最強商品
釣り用の保冷剤の購入で失敗したくない方は、ロゴスから販売されている『倍速凍結・氷点下パック』がおすすめ。完全凍結が24時間以内と短いのに、一般的な保冷剤の約8倍の保冷力をキープしてくれます。表面温度を−16℃まで冷やすことができるので、釣り場に到着しても冷凍餌が溶けないと言う最強の保冷力を誇ります。
内容物(中の液体)には植物性天然素材を使用しているので、万が一液漏れが発生しても水で洗えば問題ありません。サイズも『M・L・XL』と種類豊富なので自分に合ったサイズを選ぶことができますよ!
ロゴス:氷点下パックGT-16℃・ハード900g
保冷力 | 氷点下タイプ |
サイズ | L |
(M)縦19.6×横13.8×厚さ2.6cm (L)縦25.5×横16.4×厚さ2.5cm (XL)縦25.5×横19.5×厚さ3.5cm |
|
(M)600g (L)900g (XL)1200g |
|
容器の硬さ | ハードタイプ |
凍結時間 | 約36~48時間 |
凍結速度が倍速でなくても良いならこれがベスト!
ロゴスから販売されている氷点下タイプの保冷剤。凍結速度が約36~48時間と標準の時間で固まってくれます。スペックは先ほど紹介した『倍速タイプ』とほとんど同じで、違いは凍結速度のみとなります。価格差は100円程度なので、よほどのこだわりがなければ『倍速凍結・氷点下パック L』の方がおすすめです。
ダイワ:CPアイス
保冷力 | 氷点下タイプ |
サイズ | M |
(S)縦22.0×横14.0×厚さ2.5cm (M)縦24.0×横14.5×厚さ3.0cm (L)縦28.5×横18.0×厚さ3.0cm |
|
(S)580g (M)880g (L)1280g |
|
容器の硬さ | ハードタイプ |
凍結時間 | ー |
釣具メーカーならDAIWAがおすすめ
大手釣具メーカーであるDAIWA(ダイワ)から販売されている保冷剤。通常の保冷材(0℃タイプ)と比較すると『CPアイス』は-16℃の(氷点下タイプ)なので、氷が解けにくく保冷時間は3.7倍UPしています。ダイワ製のクーラーボックスとの相性もいいのも大きな魅力です。
アイリスオーヤマ:保冷剤ハード L
保冷力 | 0℃タイプ |
サイズ | L |
(S)縦18.0×横9.6×厚さ2.6cm (M)縦18.0×横15.0×厚さ2.8cm (L)縦28.8×横19.5×厚さ2.2cm |
|
(S)350g (M)500g (L)800g |
|
容器の硬さ | ハードタイプ |
凍結時間 | 約10時間 |
安く大量に手に入れるならこれ!
電化製品や家具で有名なアイリスオーヤマから販売されている『0℃タイプ』の保冷剤です。1個200円で購入できるお手軽さが大きな魅力です。クーラーボックスに大量の保冷剤を入れたい場合や、頻繁に釣りに行く方におすすめです。
トウリト:保冷剤 4個
保冷力 | 0℃タイプ |
サイズ | ー |
縦22.5×横4.0×厚さ3.0cm | |
200g×4個 | |
容器の硬さ | ハードタイプ |
凍結時間 | 約8時間 |
無駄な隙間ができない!
保冷剤の中では珍しい細長いスティック型のデザインが特徴の保冷剤。クーラーボックスの空間の無駄を省くことができます。また、冷凍庫に入れる時も隙間を活用できるので、普段から邪魔にならないのも魅力的。『氷点下タイプ』もあるので、保冷力重視の方はそちらをご検討ください。
まとめ|保冷力抜群で鮮度よく持ち帰ろう
今回は、釣りにおすすめな保冷剤の選び方とおすすめの商品について紹介してきました。
クーラー ボックスを効率よく凍らせ、冷たい状態を長時間保つためには保冷剤が必須です。特に釣りのようなアウトドアでは、持ち帰る魚の鮮度に関わってくるので、できれば保冷剤の質にもこだわりたいところ。可能であれば『氷点下タイプ』の『倍速』タイプを選べば、買って後悔することはまずありません。
ぜひこの機会に釣り用の保冷剤を導入して、もっと快適に、もっと鮮度の良い魚を持ち帰ってみてはいかがでしょう。
釣猿 みなさんは釣れたアオリイカをどのようにして持ち帰りますか? 釣猿2号 やっぱクーラーボックスに入れるのがベストでしょ。 しっかり神経締めをして、クーラーボックスに入れ上手に冷やして持ち帰れば、鮮[…]
高いゲーム性で人気のシーバスフィッシングは、ルアーゲームの中でも特に人気の釣りです。そんなシーバスですが、実はしっかり処理をして持ち帰れば、美味しく食べることができる魚です。シーバス(スズキ)は高級魚としても人気の魚で、刺身はもちろん塩焼き[…]
クーラーボックスといえば硬くて頑丈な『ハードタイプ』が一般的です。しかし、アジングのような軽量で手軽さが売りの釣りではハードタイプはオーバースペックすぎることも。 そこで提案したいのが『ソフトタイプ』のクーラーボックスです。ソフトクー[…]