近年初心者からベテランまで幅広い人が楽しんでいるエギング。
エギングで重要なタックルといえばやっぱりエギですよね!
そんなエギですが、釣具屋さんやエギの販売サイトを見ていると、「ディープ」タイプのエギを見かけることがありませんか?
通常のエギを買ったつもりが、よくよく見たらディープって書いてある!なんて経験をしてしまった方もいるのでは…。
・ディープタイプのエギって必要?
・おすすめの商品ってあるの?
などディープタイプのエギについてわからない事が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、デープタイプのエギについて、使いたいシチュエーションからおすすめの商品まで詳しく紹介していきます!
ディープエギについて詳しく知りたい!という方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
ディープエギングとは
ディープエギとは、通常のベーシックタイプのエギより重く沈下速度が早くなるよう調整されたエギを指します。
表記は「DEEP(ディープ)」とわかりやすいものが一般的ですが、中には「FS(ファストシンキング)」や「R(リフレックス、リアクション)」など省略しているものもあります。
サイズは主に3.5号〜4号のエギにディープタイプのエギがラインナップされていることが多いです。
重さ
重さは各メーカーによって異なりますが、23g〜25gあたりがディープタイプに多いです。
YAMASHITAのエギ王3.5号で沈下速度を比べてみましょう。
沈下タイプ | 重量 | 沈下速度 |
シャロー | 20g | 約6.0秒/m |
ベーシック | 22g | 約3.0秒/m |
ディープ | 22.5g | 約2.0秒/m |
使用するメリット
② キャスト時の飛距離が伸びる
③ 流れの早いエリアでも安定したフォール姿勢を維持しやすい
エギが重くなった分、様々な状況や海の変化に対応した使い方ができます。
特に飛距離が伸びることで、プレッシャーのかかっていない大型イカの攻略が可能になる点はかなり魅力的です。
見分け方
各釣具メーカーによって作りが違うので、共通する見分け方はありません。
ヤマシタのエギは目の色で沈下タイプを分類しているので、釣り場でどれがディープなのか迷わないようにしているエギもあります。
またシンカー(オモリ)部分の見た目が違うメーカーなど様々なので、自分で見分けがつくようにしておくことをおすすめします。
どんな場面で使うの?
ディープタイプのエギは次のような場面で活躍します。
② 春エギング(2月下旬〜6月ごろ)
③ 深場に潜む大型のアオリイカ攻略
① 冬エギング(11月後半〜2月ごろ)
冬になり海水温が下がってくるとアオリイカは暖かい場所を求めて水深の深い場所に移動します。
アオリイカは水温が15℃を下回ると死滅するといわれ、その多くが岸から離れたディープエリアで過ごしています。
そのため、深場を狙った釣りになるのが冬エギングの特徴なのです。
しっかりボトムが取れるディープタイプのエギは特に冬シーズンに活躍します。
② 春エギング(2月下旬〜6月ごろ)
春イカは浅瀬の藻場で産卵をしますが、産卵前は海水温が安定しているディープエリアに溜まっています。
そのため、浅瀬に近いディープエリアは春イカ攻略に欠かせないポイントになります。
③ 深場に潜む大型のアオリイカ攻略
ディープエリアにはスレていない大型のアオリイカが潜んでいますが、その多くは通常のエギでは届かないような沖の方にあることが多いです。
釣りで使用するルアーは重ければ重いほど遠くに飛ぶのが一般的です。
ディープタイプのエギなら普段届かない遠くのディープエリアにエギを投げることができます。
プレッシャーのかかっていない大型のアオリイカを狙うことができるのも大きな特徴です!
ディープエギは上級者向け!?
ここまでディープタイプのエギについて紹介してきましたが、ディープタイプの扱いは正直難しいです。
ラインをしっかりと張ったテンションフォールで、エギを違和感なく深い場所まで落とす必要があります。
しかし、これを使いこなせれば一気に上級者の仲間入りなので、ぜひ春エギングや冬エギング・ディープエリア攻略にご使用ください!
おすすめディープエギをご紹介!
エギの種類は本当に多くて、みなさんもエギ選びに苦戦しているのではないでしょうか。
ここではディープタイプのエギを買うならこれ!というエギをご紹介するので、購入の際の参考にしてください!
【ヤマシタ】エギ王LIVEディープ
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE D 3.5号 22.5g ムラムラチェリー #005 604665 ルアー
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE D 3.5号 22.5g パッションレッド #034 604733 ルアー
【ヤマシタ】エギ王K黒潮SP ディープ
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はディープタイプのエギの使用したいシチュエーションとおすすめのエギについて解説してきました。
ディープエギってどんな場面で使うの?と店頭で睨みつけるのももう終わり。
ぜひ春や冬・ディープエリアでの攻略に有効に役立ててくだい!
今回紹介したエギは実績のあるエギたちなので、ディープエギが気になった方はまずこちらのエギから使ってみてください!
ディープタイプのエギは、ベーシックタイプのエギに比べてエギのバリエーションが少なめなのが難点なので、もしかしたらお気に入りのエギが見つからない場合もあるかもしれません。
そんな時はエギにシンカー(オモリ)を追加することでベーシックタイプのエギをディープタイプのエギに変身させることも可能です。
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