釣具メーカーのシマノが販売している大ヒットルアー「セフィア クリンチ フラッシュブースト」というエギをご存知でしょうか?
店頭でもネットでも売り切れが続出するほど、エギンガーが手に取っているエギですので、気になっている方も少なくはないのでは。今回は、そんなフラッシュブーストの紹介と、実釣レポートをしていきたいと思います。
セフィア クリンチ フラッシュブーストとは?
フラッシュブーストは、エギの内部にフラッシングプレートという反射版が入っていて、動くとその反射板がゆらゆらと揺れ、キラキラと光る仕様のエギです。
ジャークによるダート時、アオリイカがついつい反応して手を出してしまうというのがコンセプトになっています。
上の写真は、フラッシュブーストの布巻きではないヌードタイプ。中にプレートが入っているのがわかると思います。これが光に反射して光るという仕組み。
写真では少しわかりにくいかもしれませんが、反射板がアオリイカにアピールして、普通のエギでは反応しなかったイカでも攻略できると人気沸騰中です。
また、これまでは2.5号と3号サイズしかリリースされていませんでしたが、2021年3月に待望の3.5号も発売が決まり、春のアオリイカ攻略にも一役買ってくれそうです。
フラッシュブーストの沈下速度は3号だと1m沈むのに約3秒となっています。10m沈むのに大体30秒くらいカウントすれば、ボトムを取れる計算ですね。2.5号の場合は4秒、3.5号の場合は3.7秒となっています。
シマノ(SHIMANO) ルアー エギ セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.5号 QE-X35U FパープルK 003 ショア...
フォール・ステイ時にもアオリイカを誘う!
基本的に、エギングはしゃくりを入れてエギをダートさせてアオリイカを誘う釣法ですが、フラッシュブーストは反射板が常にゆらゆらと揺れて、キラキラしているので、フォール中やステイ時にもアオリイカを反応させるチャンスがあります。
実際に、初釣行でフラッシュブーストを投げてみたのですが、一投目に表層にいたアオリイカが2〜3杯ギュイーンと寄ってきたので、フラッシングが効いていた印象はとてもあります。
フラッシュブーストを使うと釣果は変わるのか?
おそらく、フラッシュブーストを使おうかどうか悩んでいる人のネックは、釣れるのか、釣れないのかという点だと思います。
それにつきましては、一概にエギだけのおかげとはなかなか言いにくいところですが、釣猿チームで実釣動画を撮影してきましたので、こちらをご視聴ください^^
【エギング】フラッシュブースト検証動画
実際に、フラッシュブーストを使ってみた感想としては、アオリイカの近くに投げ込めば、普通のエギよりも反応はいいと思いました。
使用感としては、普通のエギをしゃくっているのと変わりはありませんが、おかっぱりから見ていても、水中でエギがキラキラしているのがわかるので、アオリイカの視界にも入りやすいのではないでしょうか。
光で誘って、動きで手を使わせるようなイメージでポイントに投げ込めば、釣果にも差が出て来ると思います。
フラッシュブーストを試した日は、あえて朝マズメを外した午前10時からお昼すぎまで釣行しましたが、トータルでアオリイカ4杯とコウイカ1杯が釣れたので、十分すぎる結果となりました。
シマノ(SHIMANO) ルアー エギ セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.5号 QE-X35U Fミカンエビ 010 ショ...
エギのカラーの選び方
フラッシュブーストにはたくさんのカラーがラインナップしています。カラーが多いと選択肢も多くなり、どれを選べばいいんだろう?と悩んでしまう人もいるかもしれません。
基本的に、エギの色は視認しやすいものを選べばいいと思いますが、日中に釣行するならケイムラ、海が透き通っている場合はブルー系、海が濁っている場合はオレンジ系などを使うことが多いです。
人気カラーはFパープルみたいです。(写真の上から3番目)
またフラッシュブーストには布を巻いていないスケルトンボディもあり、反射板の効果を最大化したい場合、布張りのエギでは乗り切らない場合などに、スケルトンを使ってみるのもいいかもしれません。
エギのサイズに関しては、秋〜冬は2.5号から3号、春〜夏は3.5号ベースで使うのがベストかなと思います。
エギングは、エギ(餌木)と呼ばれるイカ(アオリイカ・ヤリイカ・スルメイカ・コウイカなど)を釣るために使用されるルアーを使う釣法です。 竿と糸とエギさえあればできる、比較的ライトな釣りなので、近年エギンガーと呼ばれるアングラーが急増して[…]
シマノ(SHIMANO) ルアー エギ セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.5号 QE-X35U Fキンアジ 005 ショア...
フラッシュブーストのラインナップ
※シマノ公式サイトより
セフィア クリンチ フラッシュブーストはぜひ使ってみてほしいエギ!
今回、釣猿チームでは3号を使って釣行してみました。時期は10月ですので秋イカですね。数釣りが楽しめる秋のエギングですが、フラッシュブーストを使い、2〜3時間で5杯の釣果を上げることができました。
初めて使ってみましたが、明らかに普段使っているエギと比べて、イカの反応が違うように感じたので、これはフラッシングプレートの効果が少なからずあったのだと認めざるを得ない感じです。
ただ、何度かアオリイカがエギの近くまで寄ってきて、抱ききらずに離れてしまうシーンも何度かありました。
もしかしたら、最初の反応は高いけど、イカが見慣れるとすぐにスレてしまうのではないか、と感じたことも確かです。なので、フラッシュブーストだけに頼るのではなく、バランスを考えてエギをローテーションしながらエギングをするのがベストなのかなと思います。
釣猿では、引き続きフラッシュブーストを使ってエギングを楽しんでいこうと思います^^
シマノ(SHIMANO) ルアー エギ セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.5号 QE-X35U FアボカドK 004 ショア...
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