いきなりですがエギングを続けていると、知らない釣り用語らしきものに出会うことってありませんか?
その中でも、エギングで釣果を得るために大事と言われる「潮」について皆さんはご存知でしょうか。
特に初心者の方は、聞いたことはあるけどどんなものなのかはわからない…。という方も多いのでは。
そこで今回は、エギングと潮の関係について、メカニズムから釣果が得やすい潮について詳しく解説していきます。
・潮によって釣果が変わるの?
・どのタイミングで釣りに行ったらいいかわからない!
と、お悩みのエギンガーさんはぜひこの記事を参考にしてください!
潮とは
釣りにおいて潮に関連した言葉として覚えておきたいのは、「満潮」と「干潮」、「大潮」と「小潮」の4つです。
「満潮」と「干潮」
そもそも「潮」とは何なのでしょうか。
潮とは、月や太陽の引力で海水が満ち引きする現象のことを指します。
月の引力によって海の水位(潮位)が上がり切った状態を「満潮」、反対に下がり切った状態が「干潮」になります。
潮位は、約6時間の周期で高くなったり低くなったりしています。
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「大潮」と「小潮」
地球に対し月と太陽が直線上に重なるので、両方の潮引力によって潮が大きく動くのです。
月と太陽が互いに直角方向にずれているときは、起潮力の方向も直角にずれて、互いに力を打ち消す形となるためです。
ここで覚えていただきたいのは、 新月と満月の頃には大潮、上弦の月と下弦の月の頃には小潮になるということです。
潮がわかる表「タイドグラフ」
潮について紹介してきましたが、海を見ただけで潮の干満がわかる人は中々いないのではないでしょうか。
そこで使用したいのがタイドグラフというアイテムです。
タイドグラフとは、潮の干満をグラフによって示してくれる潮位表のことを指します。
ほとんどのタイドグラフは、このような時間と線の構成で表されています。
タイトグラフの見方
それでは早速タイドグラフの見方について解説していきます。
まずは、線の高い箇所・低い箇所を見てください。高い箇所が満潮・低い箇所が干潮になります。
満潮と干潮の時間帯は基本的に潮の流れは止まります。
一方で、満潮と干潮の間は、潮が流れている時間帯になります。
これを踏まえて、エギングではいつが釣れやすいのか解説していきます!
「満潮」を「上げどまり」、「干潮」を「下げ止まり」とも呼びます。
エギング釣果が得やすい潮はいつ?
大潮を狙おう!
海の生態系では、潮が動くと捕食活動が活発になる特徴があります。
潮が動くことで、微生物やそれを狙った小魚が動き出し、今度は小魚を狙ってアオリイカの捕食が活発になるといった流れです。
このような連鎖が起こるため、我々エギンガーは「潮がよく動く日=大潮」を狙うとよく釣れるということになります。
「満潮」と「干潮」の間を攻めよう!
大潮の日はどの時間帯でも釣れやすいというわけではありません。
大潮の日であっても、「満潮」と「干潮」の間の時間帯は潮が動かないため釣れにくくなります。
そこで狙っていただきたいのが、「満潮」と「干潮」の間の時間帯です。
大潮だけでなく、小潮でも潮が動く時間帯は同じく満潮と干潮の間なので、小潮の日でもその時間帯を狙うのがベストです。
凪の状態から波が岩を打ちつける「ザザーン」という音に変化したら潮が動いている合図です!
潮の動きがわかるおすすめアプリ
ここまでエギングと潮の関係について解説してきましたが、問題はいつ潮が動くのかをどうやって知るかだと思います。
そこでおすすめしたいのが、「タイドグラフBI /全国の釣り場ごとの潮見表」というアプリです。
スマートフォンにアプリをダウンロードすることで、自分がよく行く釣り場の潮の状況をタイドグラフで表示してくれます。
本当に優秀なアプリなので、ぜひ釣果を上げたい!という方はチェックしてくださいね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、エギングと潮の関係ということで、潮の原理から釣果が得やすい潮や時間帯を解説してきました。
釣果と潮は切っても切り離せないくらい重要です。
今まで潮について気にしていなかった方は今からがチャンスなので、ぜひ次の釣行にお役立てください!
それでは、今後もみなさんも一緒にエギングを楽しんでいきましょう!
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