身近なフィールドで楽しむことができるシーバスフィッシングは、多くのアングラー(釣り人)から人気の高い釣りの一つです。そんなシーバス釣りでは、ルアーを使用してシーバスを狙うことが多いので、釣行時にはルアーを持ち運ぶ機会が増えてきます。
そのため、シーバス釣りでは『壊れにくい・持ち運びやすい・値段が高くない』ルアーケースを探しているアングラーが非常に多いです。そこで今回は、シーバスフィッシングに最適なルアーケースの選び方と厳選したおすすめの商品をご紹介していきます!
・ルアーケースを探している
・コスパのいいケースないの?
・デザインも重視したい
シーバス用のルアーケース探しでお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
シーバス用ルアーケースの選び方
① タイプ
シーバスフィッシング用のケースを探す時はまず『ルアーケースのタイプ』に注目しましょう。シーバスで人気のルアーケースには大きく分けて2つのタイプがあります。
リバーシブルタイプ
リバーシブルタイプは、両面収納が可能なタイプのルアーケースです。『トライアングル構造』という機能で、ルアーを1つの溝に1個のルアーを収納する仕様になっています。ルアーが入る容量に制限はありますが、フック同士が絡まるトラブルは起きないメリットがあります。
仕切り板タイプ
仕切り板タイプは、脱着式の仕切り板を自分でカスタマイズしながら仕切る事が出来るタイプです。仕切りが可変式タイプと固定式のものがありますが。可変式であればルアーのサイズに合わせて幅や大きさを自由に調節できるので、整理整頓しやすいのが特徴です。
タイプ | リバーシブル | 仕切り板 |
収納力 | ◯ | ◎ |
扱いやすさ | ◎ | ◯ |
ルアーの取り出しやすさ | ◎ | ◯ |
カスタマイズ性 | △ | ◎ |
人気度 | ◎ | ◎ |
② 収納能力・本体サイズ
次に気にしたいのが『収納力と本体サイズ』です。シーバス釣りに使用するルアーのサイズは大小様々です。サイズの選び方としては、自分が頻繁に使用するジグのサイズ・数に合わるのが基本です。そのため、まずは自分が使用するルアーのサイズを知る必要がります。
仕切り版が付属しているタイプのルアーケースなら、ルアーに合わせて収納スペースの幅や大きさを自由にカスタマイズできるので、使用するルアーが決まっていな場合はそちらを検討してみてください。
③ 内寸サイズ
ルアーケースの購入であるあるなのが、「手持ちのルアーが入らなかった!」という事例。ケースの本体サイズに気を取られがちですが、『内寸サイズ』もかなり重要です。収納するルアーがちゃんと入るのか、しっかり確認してから購入するのが、失敗を防ぐポイントです。
ちなみにシーバス釣りで使用するルアーは8〜15cm程度のルアーが多いので、『内寸100mm 〜 内寸150mm』を目安にしてください。
④ 耐久性
シーバス釣りで使用するルアーは、1個の重さが30gを超えるものも存在します。そのため、重いルアーを入れても変形しない耐久性の高い商品を探すのがベストです。不意にケースが落下することもあるので、そんな時に衝撃に耐えることが出来る製品でないと、ケースが割れたり怪我につながる可能性が高くなります。値段は少し高くなっても、耐衝撃性の高い素材や構造のルアーケースを選ぶ方がトラブルを回避できます。
特に迷うのが100円均一などで販売されているケース。安いので初心者の方は手に入れやすいメリットはありますが、耐久性の面ではイマイチな商品がほとんどです。人の好みにもよりますが、重いルアーを収納するのであれば、100均ではなく信頼できるメーカーから購入するのがおすすめです。
⑤ メンテナンス性能
釣行後に大切なメンテナンスですが、できるだけ簡単に済ましたいですよね。ケースに水切り穴が付いているタイプなら、ルアーをケースに入れたまま洗浄する事が可能です。ルアーの大敵である塩分をしっかり落とす事で、ルアーの劣化を防ぐ事ができます。
シーバス用ルアーケース:リバーシブルタイプ
明邦化学:リバーシブル140
タイプ | リバーシブルタイプ | |
収納 | 片面5個(計10個) | |
サイズ | 外寸 | 20.5×14.5×4cm |
内寸 | 14cm | |
水切り穴の有無 | 有 |
明邦(Meiho)から販売されているリバーシブルタイプのルアーケースです。両面収納でたっぷり入る構造から、多くのアングラーから人気を集めているモデルです。ルアーのトリプルフックが溝に収まるように設計されているので、針絡みが起きないのが特徴です。水抜き用の穴が付いているので、釣行後のメンテナンスを楽に済ませることができます。
アブガルシア:ルアーケースリバーシブル140
タイプ | リバーシブルタイプ | |
収納 | 片面5個(計10個) | |
サイズ | 外寸 | 20.5×14.5×4cm |
内寸 | 14cm | |
水切り穴の有無 | 有 |
明邦化学工業のリバーシブルシリーズをベース製作された、アブガルシアのオリジナル別注カラータイプ。中仕切りはオリーブグリーン、フタ部分はスモークグレーという2トーンのミリタリーカラーとおしゃれなカラーリングとなっています。Abu Garciaが好きな方や、おしゃれなカラーリングのルアーケースが欲しい方におすすめです。
ダイワ:リバーシブルケース RC140
タイプ | リバーシブルタイプ | |
収納 | 片面5個(計10個) | |
サイズ | 外寸 | 20.5×14.5×4cm |
内寸 | 14cm | |
水切り穴の有無 | 有 |
ダイワから販売されているリバーシブルタイプのルアーケースですが、こちらもベースとなっているのは明邦化学工業のリバーシブルシリーズ。サイズ・カラーともに豊富なラインナップ担っているのが特徴です。ちなみにカラーは『グリーン・スモーク・パープル・ブルー』の4色から選ぶことができるので、ルアーの種類別に使い分けても便利そうです。140RCなら、ゲームベストのポケットにもスッキリ入るのでおすすめです。
デュオ:リバーシブル140ホワイト箔
タイプ | リバーシブルタイプ | |
収納 | 片面5個(計10個) | |
サイズ | 外寸 | 20.5×14.5×4cm |
内寸 | 14cm | |
水切り穴の有無 | 有 |
こちらも明邦化学工業のリバーシブルシリーズをベースにした、DUOオリジナル別注カラーのルアーケース。「箔押し仕様」で高いデザイン性が特徴のモデルです。カラーは『ホワイト・ブラック』の2色展開なので、シンプルが好きな方におすすめです。
シーバス用ルアーケース:仕切り板タイプ
ダイワ:モアザン マルチケース205NS
タイプ | 仕切り板タイプ | |
仕切り版の枚数 | 12枚 | |
サイズ | 外寸 | 20.5×14.5×2.8cm |
内寸 | ー | |
水切り穴の有無 | 無 |
ダイワから販売されてている仕切り板タイプのルアーケースです。ダイワのジーバス専用ブランド『モアザン』から出ていることもあり、シーバスアングラーから人気の高い商品になっています。スタンダードサイズのミノーやシンペン、バイブレーションなど、シーバスで使用するルアーをまとめて収納することができます。
蓋に書かれた『morethan』のロゴもカッコよく、デザイン性にも優れたイチオシのルアーケースです。
明邦化学工業:VS-3010NDM
タイプ | 仕切り板タイプ | |
仕切り版の枚数 | 3枚 | |
サイズ | 外寸 | 21×15×4cm |
内寸 | ー | |
水切り穴の有無 | 無 |
明邦(Meiho)から販売されている王道のルアーケースです。3枚付属している仕切り板を外せば、14cm以上の大きいミノーなども収納することが可能です。プラスチックの厚みもあり、頑丈性も十分備わっています。ある程度ぎゅうぎゅうに詰めても蓋が閉まってロックすることができる点も人気の要因です。
明邦化学工業:VW-2010ND-T
タイプ | 仕切り板タイプ | |
仕切り版の枚数 | 1枚 | |
サイズ | 外寸 | 21×14.5×4cm |
内寸 | 13.9cm | |
水切り穴の有無 | 有 |
ポリプロピレン素材を使用しているので頑丈で割れにくいことで、シーバスアングラーが愛用しているルアーケースです。固定仕切板と可変仕切板を組み合わせることで小分け収納ができ、13cmクラスのミノーも収納可能です。水抜きダクトを搭載しているので、ルアーを入れた状態で丸洗いが可能なのも嬉しいポイントです。
明邦化学工業:VW-2010NSM
タイプ | 仕切り板タイプ | |
仕切り版の枚数 | 3枚 | |
サイズ | 外寸 | 21×14.5×2.8cm |
内寸 | 19.4cm | |
水切り穴の有無 | 有 |
ケースの厚みが約3cmとスリムな設計にすることでフック同士の絡まりを軽減し、ゲームベストのポケットにもジャストフィットするようになっています。シーバスで多用するミノーやシンキングペンシルをスマートに収納できるので、コンパクト好きの方におすすめです。このモデルにも水抜きダクトを搭載しているので、ルアーを入れた状態で丸洗いが可能です。
明邦化学工業:VW-2010ND
タイプ | 仕切り板タイプ | |
仕切り版の枚数 | ー | |
サイズ | 外寸 | 21×14.5×4cm |
内寸 | 19.4cm | |
水切り穴の有無 | 有 |
仕切りがないタイプのルアーケースなので、内部スペースを最大限に使用できるのが特徴です。定番サイズなので、汎用性も高くルアーをたくさん収納できるのでシーバス釣りに最適なルアーケースとして人気です。水抜きダクトも搭載されているので、ルアーを入れた状態で丸洗いが可能なのも嬉しいポイントです。
リングスター:ドリームマスターDM-3200D
タイプ | 仕切り板タイプ | |
仕切り版の枚数 | 20枚 | |
サイズ | 外寸 | 30×20.6×3.9mm |
内寸 | ー | |
水切り穴の有無 | 無 |
リングスターから販売されている究極のルアーボックス、それがドリームマスターシリーズです。このルアーケースの監修はなんと『釣りの王様村田基氏』。それだけで買う人続出の人気のルアーケースです。特徴はほとんどのシステムバックやウエストバックに対応している点と、薄くて軽くて丈夫な点です。仕切り板は20枚も付いていて自由にカスタマイズすることができ、さらに追加で購入することも可能。落してもヒビすら入らない頑丈さのため、一度買えば長期間使用できます。これまで使ってきたルアーケースが「分厚い・使いにくい」と感じている方は一度ドリームマスターをお試しあれ!
山田化学:YFDタフケースW210
タイプ | 仕切り板タイプ | |
仕切り版の枚数 | (10cm)3枚・(13cm)5枚・(20cm)3枚付 | |
サイズ | 外寸 | 21×15.6×4.2mm |
内寸 | ー | |
水切り穴の有無 | 無 |
山田化学から販売されているコスパ最強のルアーケースです。仕切り板の数が多く、自由度の高いカスタマイズが可能なタイプのルアーケースで、プラスチックの厚みがありかなりの耐久性があります。13cmのミノーなら横にズラリ、20cmのミノーなら縦にズラリと収納力も抜群。大小関係なく事が出来る汎用性の高さから、多くのアングラーが使用しているルアーケースです。
まとめ|ケースでルアー整理も簡単に!
いかがでしたでしょうか。
今回はシーバスフィッシングに最適なルアーケースの選び方と厳選したおすすめの商品について解説してきました。釣りではルアーケースひとつをとっても釣行時の快適度が変わってきます。ぜひ色々なルアーケースを試して、もっと快適なシーバスフィッシングを楽しんでください。
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