万能ロッドとして名高いエギングロッドは、あらゆる釣りで代用することができます。
そんなエギングロッドですが、超軽量ルアーを扱うアジングでも通用するのか気になるアングラーも多いのではないでしょうか？
そこで今回は、エギングロッドでアジングはできるのかについて徹底解説していきます。
・どんなエギングロッドが向いているの？
・アジングロッドとエギングロッドの違いを教えて！
・アジングに使えるエギングロッドが知りたい！
エギングロッドでアジングはできる！
最初に結論から言うと、エギングロッドを使ってアジングをすることは可能です。
エギングロッドにも様々種類があります。その中で、アジングロッドに近いスペックのエギングロッドを使えば、十分アジングを楽しむ事が可能です。
それでは、アジングでも使えるエギングロッドの特徴について詳しく解説していきます。
アジングでも使えるエギングロッドの特徴
① 長さ（おすすめ：6ft〜7ft台）
アジングロッドの長さは様々ですが、一番ベーシックな長さは6ft前後になります。
アジングの基本となるジグヘッドを使用することができ、汎用性も高い6ft前後はオールマイティに使用できる万能の長さと言われています。
そのため、エギングロッドも6ft〜7ft台のものであれば、十分代用することが可能です。
| アジングロッド | エギングロッド |
| 4ft〜9ft台 | 6ft〜9ft台 |
② 硬さ（おすすめ：UL〜L）
アジングではUL（ウルトラライト）クラスの硬さを選ぶ方も入り一方で、ML（ミディアムライト）クラスといったややヘビーな硬さを選ぶ方もいます。
アングラーの好みによって硬さは変わってきますが、無難なのはULかLです。
エギングロッドでは、秋の子イカを釣るためのロッドやライトエギング用のロッドに多く多用されています。
| アジングロッド | エギングロッド |
| UL〜ML | UL〜MH |
おすすめはライトエギングロッド
これでの特徴を踏まえると、一般的なエギングロッドではオーバースペックすぎてアジングでの繊細なアタリを逃してしまいかねません。
その為、エギングロッドでアジングをする為には、秋イカを狙う為に設計された”短く柔らかいロッド”または、ヒイカやヤリイカを狙うためのライトエギングロッドがベストになります。
反対に86MLのようなベーシックなエギングロッドでアジングに挑戦するのはおすすめしません。その場合は、アジング専用のロッドか兼用可能な”短く柔らかいエギングロッド”のどちらかを購入するのをおすすめします。
おすすめのエギングロッドのスペックまとめ
| 長さ | 6ft〜7ft台 |
| 硬さ | UL or L |
| ジャンル | 秋エギング用ロッド ライトエギング用ロッド |
アジングで使えるエギングロッド5選！
ダイワ『エメラルダスX 611UL-S』
| 品番 | 長さ | 硬さ |
| 611UL-S | 6.11ft | UL |
「エメラルダスX」はダイワが販売しているエギング専用ロッドで、基本性能を押さえたコストパフォーマンスの高いモデルです。
（611UL-S）はヒイカ専用モデルとして開発されているロッドで、超小型エギの操作感を重視し竿も短めに設定されいます。
エギングの軽快なキャスト、繊細なシャクリはもちろん、アジング用のジグヘッドも気持ちよくキャストできます。ティップ（竿先）はソリッドティップを採用しているので、感度が良く拾えるアタリの種類が豊富です。
ダイワ『エメラルダスMX 76UL-S・N』
| 品番 | 長さ | 硬さ |
| 76UL-S・N | 7.6ft | UL |
ダイワのコスパ最強ロッド「エメラルダスMX」から、ライトエギング専用の機種が販売されています。
（76UL-S・N）は1.8〜2.5号のエギを使用し、ヤリイカ、ケンサキイカ、スルメイカなどのライトエギングのターゲットとなるツツイカ類全般に幅広く対応しています。
釣り場エリアやポイントによっては、7.6ftが長い！と言う方もいるでしょう。そういった方は、少し短めの（69XUL-S・N）がおすすめ！
選択肢が多いのも「エメラルダスMX」の魅力の一つです。
シマノ『セフィアBB S76SUL-S』
| 品番 | 長さ | 硬さ |
| S76SUL-S | 7.6ft | UL |
シマノから販売されているエギング専用ブランド「セフィアBB」は、初心者にも優しいお手頃価格で購入できるエギングロッドです。
ラインナップが多いことでも人気のシリーズですが、中でも（S76SUL-S）はエギングとアジングどちらでも兼用することができる機種になります。
アジングで使用するジグや小型ワームなどの仕掛けも、アジングロッドと似た感覚で扱う事が出来る良さがあります。
購入しやすい価格帯なので、秋専用のセカンドロッドとアジングロッドを兼用する意味で試してみるのもアリなのでは！
シマノ『セフィアXR S73SUL-S』
| 品番 | 長さ | 硬さ |
| S73SUL-S | 7.3ft | UL |
シマノのエギング専用ロッドの中で、最もコストパフォーマンスに優れた最高のロッドと名高い「セフィアXR」。
上位機種にも使用している素材をふんだんに採用したロッドで、多くのアングラーから愛用されているロッドです。
そんなセフィアXRの（S73UL-S）は、湾内エリアに潜むヒイカをターゲットにしたモデルで、1.5号～2.5号という小型のエギを操作するためにソリッド仕様となっています。
そのため、同じく港湾エリアが釣り場所となるアジ・メバルなどのライトゲームに使えるのも魅力的です。
エギング・アジング共に本格的にやってみたい方におすすめの1本です。
メジャークラフト『ソルパラ エギング SPX-832EXL』
品質の良いロッドを安く販売しているメジャークラフトは、釣り入門者に優しいメーカーとして人気です。
アジングも出来るエギングロッドの中で、1万円以下で購入できるモデルはこの（SPX-832EXL）のみです。柔軟かつ高感度なティップは、繊細な味のアタリを見逃しません。
値段の高いロッドよりは性能面は劣りますが、十分楽しめるスペックです。
試してみたいけどお金はかけたくない…。と言う方に適しているロッドになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は、エギングロッドでアジングは出来るのかどうかについてと、おすすめのロッドについて解説してきました。
色々ある釣りのジャンルに合わせてタックルを買っていったら、釣具が増えるだけでなく金額も膨れ上がっていきます。可能であれば、タックルを兼用し様々な釣りを楽しみたいと思っているアングラーも多いはずです。
今回紹介してきたエギングロッドは、エギングはもちろん、アジング・メバリングでも活躍してくれる万能ロッドたちです。
秋イカ専用ロッドやライトエギングロッドを持っていない人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょう。エギングの楽しさが広がるだけでなく、やり方次第ではアジングを含めたライトゲーム全般を楽しむことが出来るかもしれませんよ！
ルアーゲームフィッシングの中でも手軽に楽しめ、釣果を得やすいアジングは最近人気が高まりつつあります。 そんなアジングで絶対必要なタックルといえばアジングロッド。エントリーモデルからハイエンドモデル、ロッドの長さや重さなどさまざまで、ロ[…]
ルアーフィッシングの中でも絶大な人気を誇るのがエギングです。 そんなエギングで使用する専用ロッド『エギングロッド』は、万能の釣り竿として有名なのをご存知でしょうか。 操作性や遠投性に優れたエギングロッドは、他のジャンルの釣りにも[…]
