釣りなどのアウトドアシーンで,最も意識しなければならないのが安全性です。
ニュースで釣り人の水難事故の報道もよく見かけると思いますが,安全に釣りをするためにも「ライフジャケット着用の重要性」は高まっています。
堤防や磯場での落水は他人事ではなく,いつ自分に起きてもおかしくない事故です。もしかしたら、あなたもついついライフジャケットを着けずにエギングに行っているのではないでしょうか?
もし、そうならその行為は危険です。命を守るためにも必ず、釣行時にはライフジャケットを着るように習慣化していきましょう。
そこで、今回はエギングにおすすめなライフジャケットの種類と安全基準,おしゃれなものまで幅広くご紹介します!
- ライフジャケットは欲しいけどたくさん種類があって選べない!
- 今より安全なライフジャケットが欲しい!
- 今よりもエギングを楽しみたい!
と思っている方は,ぜひ参考にしてください!
- 1 ライフジャケットとは?
- 2 最適なライフジャケットの選び方!
- 3 オススメのライフジャケット11選!
- 3.1 ①【DAIWA】ウォッシャブルライフジャケット(膨張型)
- 3.2 ②【SHIMANO】ラフトエアジャケット VF-053U(膨張型)
- 3.3 ③【JACKLL】自動膨張式ライフジャケットJK9320RS(膨張型)
- 3.4 ④【DAIWA】ウォッシャブルライフジャケット フリーDF-2021(膨張型)
- 3.5 ⑤【SHIMANO】ラフトエアジャケット(膨張型)
- 3.6 ⑥【Bluestorm】モーゲット BSJ-8320RSII(膨張型)
- 3.7 ⑦【DAIWA】ライトフローティングベストDF-6322(フローティング型)
- 3.8 ⑧【SHIMANO】ゲームベストライト VF-068T(フローティング型)
- 3.9 ⑨【TAKAMIYA】REALMETHOD ゲームフローティングベスト(フローティング型)
- 3.10 ⑩【APIA】ガネット バリスティック(フローティング型)
- 3.11 ⑪//子供用//【SHIMANO】キッズボートベスト(フローティング型)
- 4 ライフジャケットの着用は自分のために,みんなのために
ライフジャケットとは?
ライフジャケットとは救命胴衣のことで,釣りやマリンスポーツをするうえで安全を確保するために着用するものです。
万が一落水してもライフジャケットの浮力で,溺れないよう体を浮かせてくれるので呼吸困難になるリスクが回避できます。
ライフジャケットは必要なのか
釣りにおいてライフジャケットの着用は必須となります。
一見安全そうに見える漁港や堤防でも,落水時には思わぬトラブルにより溺れてしまう危険性があります。
大人はもちろん,特に子供には必ずライフジャケットを着用させましょう。
『桜マーク』とは?どこを見たらいいのか伝授!
ライフジャケットを選ぶうえで,安全基準はどうなってるの?って気になりませんか?
安全を重視するなら『桜マーク』入りのライフジャケットがオススメです。
桜マークとは『桜型の合格の印』のことで,国土交通省の試験を通り安全基準を満たしていると確認されたライフジャケットに刻印されます。
小型の船舶に乗船する際は,桜マーク入りのライフジャケットを着用することが2018年2月1日に国土交通省によって義務付けられています。
漁港や堤防からの釣りが多い人でも,今後は船に乗って釣りに出かけるようになるかもしれません。
釣りの幅を広げる意味でも桜マーク入りのライフジャケットの購入が安心です。


『CS JCIマーク』とは?桜マークとの違いを解説!
『CS JCIマーク』とは,日本小型船舶検査機構(JCI)が,「信頼あるライフジャケット」のとして性能鑑定に合格した製品に付ける認証マークです。
『桜マーク』は国土交通省が型式承認を行うという違いがありますが,どちらも「信頼あるライフジャケット」として認証されたものなので,安心して着用できます。
一般的に桜マークは膨張型で,CSマークはフローティング型に付いています。

最適なライフジャケットの選び方!
ライフジャケットは,大きく分けて膨張型とフローティング型(固定型)の二種類に分類されそれぞれ特徴があります。
エギングに向いているのは、堤防などの足場の良いフィールドの場合は、膨張型がいいでしょうし、磯場などの足場が悪いところはフローティング型がおすすめです。
動きやすさ重視は【膨張型】

膨張型とは,落水時に浮き輪のように膨らむタイプのライフジャケットです。緊急時は炭酸ガスが充満し浮く仕組みとなっています。
膨らむ前はコンパクトに収納されているので,邪魔になりにくく携帯性に優れ,動きやすいメリットがあります。
漁港や堤防,船舶で釣りをする際は動きやすさを重視して膨張型のライフジャケットの選択がベストです。


自動膨張式と手動膨張式
膨張型には主に『自動膨張式』と『手動膨張式』の二種類に分類されます。
自動膨張式
自動膨張式は,水に落ちると自動で炭酸ガスが出ることにより膨らむ仕組みのものです。
焦って慌てている時や気を失っている時など,落水時の思いがけないトラブルでも自動で作動するので安心です。
手動膨張式
手動膨張式は、水に落ちた時にライフジャケットに搭載されたひもを引くことにより膨らむ仕組みのものです。
落水時はパニックになることが多いので,正常に作動することが困難になることが想定されます。
コストが安いというメリットがありますが,選ぶなら自動膨張式をおすすめします。
安全性重視は【フローティング型(固定型)】
フローティング型は多くの釣り人が着用しているライフジャケットです。
中にプラスチック製の固定浮力体が入っているので,膨張式とは違い破れる心配がありません。着用時から浮力があるので常に安全性が保たれています。
そのため,落水時の危険度が増す磯場などに適しています。
また,フローティング型の多くは収納用のポケットが備えてあるものが多いので,ルアーや小道具などの収納に優れている面は磯場での釣りに活躍します。
デメリットとして,釣行時に動きにくいことが挙げられます。
普段は漁港や堤防での釣りが多い人でも,より安全性を確保したい人はフローティング型のライフジャケットがおすすめです。
また,子供にと釣りに行く場合は思いがけないトラブルが想定されるので,子供にはフローティング型のライフジャケットの着用がおすすめです。

オススメのライフジャケット11選!
ライフジャケットは安全性はもちろん,自分の釣りスタイルに合わせて購入するのが一番!
釣りスタイルや収納力,かっこいいものからおしゃれなものまで決め手は人それぞれです。
実際におすすめできるライフジャケットを紹介します。
①【DAIWA】ウォッシャブルライフジャケット(膨張型)
ダイワが発売している,『桜マーク』入りの膨張型の腰巻タイプです。自動式と手動式の二種類から選択可能です。
ベルトの長さを自在に変更できるので,体格に左右されることなく使用できます。
コンパクトで携帯性もよく,気軽に着用できるライフジャケットになります。
カラー展開も多いのも魅力で,おしゃれに釣りをしたい人にイチオシの商品です。
②【SHIMANO】ラフトエアジャケット VF-053U(膨張型)
シマノから販売されている,『桜マーク』入りの膨張型の腰巻タイプです。
外カバーサイズが約33cm、自重約460gで,軽量かつコンパクトなところが魅力。
キャスティング時や,狭い船上でも動きが制限されないので,様々な場面での活躍が期待できます。
とにかく軽くシンプルに釣りをしたい人におすすめです。
シマノ(SHIMANO) ラフトエアジャケット (コンパクトタイプ・膨脹式救命具) ブラック フリー VF-053U Free Size
③【JACKLL】自動膨張式ライフジャケットJK9320RS(膨張型)
ジャッカルより発売されている,『桜マーク』入りの膨張型の腰巻タイプです。
2020年以発売された本タイプは,軽快性と安全性をコンセプトに作られ,従来タイプより本体サイズが約1/2コンパクトに!
ジャッカルは若者を中心に人気のあるメーカーで,携帯性と安全性に加え,ファッション性もカバーできることでぜひ購入したい商品です。
カラーは,【ブラック】【ブルーカモ】【デニム】の三種類です。
非常にスマートな作りなので,暑い日も涼しく,長時間の着用にも向いています。
④【DAIWA】ウォッシャブルライフジャケット フリーDF-2021(膨張型)
ダイワから発売されている,『桜マーク』入りの膨張型の肩掛けタイプです。
釣りの動作に干渉しない構造に設計されたモデルで,自分の胴周りにサイズも着用して左右で調整が可能に!
着用時に体へのフィット感があり,調整も着脱も容易になりました。
安全性と動きやすさのバランスの取れた商品なので,どのライフジャケットを買ったらいいか迷う方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
⑤【SHIMANO】ラフトエアジャケット(膨張型)
シマノから発売されている,『桜マーク』入りの膨張型の肩掛けタイプです。
首まわりは肌触りのよい速乾メッシュ素材なので,夏場の汗をかくシーンでも有効なラフジャケットになります。
撥水加工がされているので,少々の雨や水しぶきでも問題なく使用することができます。
腰巻きによるズレ落ちが気になる方におすすめできる商品です。
⑥【Bluestorm】モーゲット BSJ-8320RSII(膨張型)
ブルーストームから発売されている,『桜マーク』入りの膨張型の肩掛けタイプです。
コンパクトで,様々な体型の方にフィットするので,女性にもおすすめします。
ライフジャケットと体の設置面積が少ないので,一般的な肩掛け型よりコンパクトにより快適に釣行できます。
他社の製品にはみられない独自のスタイルですが,安全も製品の耐久性も一級品なので,今までの肩掛けタイプにしっくり来てない方にもおすすめです。
⑦【DAIWA】ライトフローティングベストDF-6322(フローティング型)
ダイワから2022年5月に発売された,フローティング型のライフジャケットです。
スポーティーなフォルムに、胸と腰に2つずつ大きめのポケットを配備しているので,収納力も抜群。
磯や堤防、サーフまで幅広い釣りに対応する汎用性に溢れた一着です。
「他のフローティングベストはオーバースペック気味で気恥ずかしい!」
「もう少し気軽に着れるフローティングベストが欲しい!」というあなたにおすすめしたい一品です。
⑧【SHIMANO】ゲームベストライト VF-068T(フローティング型)
シマノから発売された,『CS JCIマーク』入りのフローティング型のライフジャケットです。
ブライヤーホルダーやロッドホルダーが付属されおり、大容量のフロントポケットは、かさばりやすいルアーケースなどもすっきりと収納することが可能です。
大容量で軽量をコンセプトに設計されているので,初心者からベテランまで長く愛用できる仕様になっています。
どうせ買うなら長く使用できるものを選びたい方におすすめしたいライフジャケットです。
⑨【TAKAMIYA】REALMETHOD ゲームフローティングベスト(フローティング型)
タカミヤから発売されている,『CS JCIマーク』入りのフローティング型のライフジャケットです。
コストパフォーマンが高いことから,多くの釣り人から人気のライフジャケットです。
フロントポケットは収納力が抜群で,さらに背中のポケットの荷物も取りやすいので,非常に便利です。
調節が容易なマジックテープ式ショルダーベルトによって,ベストの重みによる肩への負担が軽減され、長時間の釣りをサポートしてくれます。
コストパフォーマンスの高い買い物がしたい方におすすめです!
⑩【APIA】ガネット バリスティック(フローティング型)
アピアから発売されている,フローティング型のライフジャケットです。
高強度素材バリスティックナイロンを使用し,耐水性・安全性を確保しています。
ライトやアクションカメラを装着できるベルト付きなので,両手がふさがれないのもポイントが高いです。
背中は一部メッシュになっているので,夏場の蒸れを防ぐ仕様になっています。
ストレスのないフローティングベストを探している方にピッタリの商品です!
⑪//子供用//【SHIMANO】キッズボートベスト(フローティング型)
シマノから発売されている,『桜マーク』入りの子供用フローティング型のライフジャケットです。
桜マークはもちろん,万一の時を想定したホイッスル付きなので,安心して家族での釣りを楽しむことができます。
サイズはMサイズとLサイズがあるので,子供の成長に合わせて着用させることをオススメします。
Lサイズ:推奨体重 25〜40kg未満、推奨身長 120〜150cm
ライフジャケットの着用は自分のために,みんなのために
これまでライフジャケットの解説とおすすめ商品の紹介をしてきましたが,いかがだったでしょうか。
ライフジャケットの着用を渋る方は,①お金をかけたくない,②自分は海に落ちない,③大げさだし目立つから嫌などの理由をよく耳にします。
しかし,思わぬ事故はいつ,どこで,誰に起こるかわからないものです。
今回紹介した膨張式のように,手軽に着用できるライフジャケットも増えてきました。
決して安い値段ではありませんが,信頼のできる商品を紹介しています。
自分の命を守るために,みんなで釣りを楽しむために,自分の釣りスタイルに合ったライフジャケットを着用しましょう!