冬から春にかけての寒い時期に大人気の釣りといえば「ヤリイカ釣り」ですよね!
そんなヤリイカ釣りですが、堤防などの釣り場でよく見かけるのがヤリイカの浮き釣りではないでしょうか。
ライトをつけたウキが夜の海面をゆらゆら揺れている様は、まさに冬の釣りの風物詩です。
今回はそんなヤリイカのウキ釣りの仕掛けについて1から丁寧に解説していきます。
・どんなアイテムを買えばいいかわからない!
・必要な道具が一覧で知りたい!
など、初心者の方がわからない!という点を画像付きで解説するので、ぜひ参考にしてください!
ヤリイカ釣りについて
岸からヤリイカを狙う釣りは冬から春にかけて楽しむことができます。
地位位によって多少異なりますが、大体12月から1月頃から釣れ始めます。
具体的に海水温が15〜16度を下回るとヤリイカが産卵のために接岸・回遊してきます。
海水温は水温計でスマホのアプリで簡単に知ることができるので、気になる方はこちらの記事も参考にしてください。
簡単なタックルで手軽に楽しめる釣りとして人気のエギング。一年中できる釣りとしても有名なエギングですが、よく釣れるハイシーズンとあまり釣れないオフシーズンは存在します。 釣猿 春と秋は釣れて、冬は釣れにくいと言われているね! […]
ウキ釣りの仕掛け
ヤリイカのウキ釣りを1から始めるためにはある程度は準備する必要があります。
今回は基本的な道具を10種類紹介していきます。
早速紹介していく前に、準備の手軽さを取るかコスパを取るかのお話をします。
セットを買うか自分で準備するか
仕掛けを準備する場合、2つの選択肢があります。
1つ目は、1からアイテムを集めて仕掛けを組み立てる方法です。
釣り場で糸が切れた場合でも再現性が高く、コストパフォーマンス的にも良いです。
2つ目は、市販のセットで売られているタイプのものを買う方法です。
仕掛けを1から組み合わせる必要がないので、ストレスなく簡単に釣りを始めることができますが、比較的値段は高めです。
1からタックルを組むのが難しそうな方はこちらを購入すると失敗も少ないです。
おすすめの市販のセットもご紹介するので、ぜひ記事を最後まで読んでご検討ください!
値段が安いのは「ケミホタル用ウキ」ですが、ストレスの無さとコスパ的には「電気ウキ」タイプの方がおすすめです。
仕掛けのイメージ図
ヤリイカのウキ釣りで必要な道具は主に10種類です。
この組み合わせを使うことを習慣にしてしまえば、コストパフォーマンス的にも良いですし釣りの知識も向上します。
準備物(10種類)
① ロッド
ロッドは磯竿かエギングロッドが最適です。
磯竿なら3号前後で、全長5m前後あれば十分です。
エギングロッドなら長さが8ft(フィート)前後で十分ですが、それより長かったり短かったりしても問題ありません。
② リール
リールはスピニングリールを使用します。
サイズ(番手)は2500〜3000番がおすすめです。
③ メインライン
メインラインはナイロンを使用しましょう。
おすすめの号数は3号で100〜150mほどリールに巻いていれば問題ありません。
釣具屋では3000円前後で3号のナイロンラインが巻かれているスピニングリールもあるので、そちらを購入するのもアリです。
④ ウキ止め
ウキ止めは電気ウキを狙った棚(水深)でストップさせるためにセットする釣具です。
ウキ止めはメインラインのサイズに合うものを選択します。
ウキ止めゴムのサイズはアルファベットでS、M、Lのように表記されることが多いですが、近くにおおよその目安として号数も表記されています。
今回はナイロンライン(3号)を使用しているので、Mサイズあたり(適合ライン3号)を購入しましょう。
⑤ シモリ玉
シモリ玉は、ウキ止めとウキ本体の間にセットすることでウキを止める役割があります。
サイズは大まかに「SS」から「L」まであり、使用する道糸の太さに合わせて最適なサイズを選びます。
メーカーによって多少のズレはありますが、ナイロンライン(3号)を使用するならMサイズが対応しています。
⑥ ウキ
ウキにも種類があり、「電気ウキ」と「ケミホタル用ウキ」の2つです。
「ケミホタル用ウキ」の方が値段が安いですが、ストレスの無さとコスパ的には「電気ウキ」タイプの方がおすすめです。
電気ウキのカラーは白・赤・青・緑・オレンジと種類が豊富ですが、どれでも釣果には影響しないので好きなカラーを選びましょう。
ウキには自立式と非自立式の2種類タイプがありますが、自立式の方を選びましょう。
非自立式は感度が高くヤリイカのアタリを感じやすいですが、慣れるまで使用するのが難しいです。
自立式のウキは遠投性能が高く、水面での安定感が良いので初心者の使用にも向いています。
⑦ ウキゴム
こちらもウキ止めとして使用します。
④で使用したウキ止めを2つ付けるか、少し長めのウキ止め(棒タイプ)を使用した方が安定します。
サイズの考え方も一緒で、ラインに合わせたものを選びましょう。
⑧ サルカン
メインラインとハリスを接続するためにサルカンを使用します。
他の釣りで余っているサルカンやスナップ付きのものでもOKです。
⑨ ハリス
ハリスはライトエギング用のリーダーの使用が失敗もなくおすすめです。
⑩ エサ巻きテーラー
ヤリイカウキ釣りで重要なアイテムがエサ巻きテーラーです。
ササミやキビナゴなどの餌を巻きことができるもので、グロー仕様なので暗い海でもしっかり発光してくれます。
エサを撒かなくても釣れますが、餌あるの方がイカが違和感なく抱いてくれます。
エサ撒きエギでも代用可能なので、お好みで使い分けましょう。
ちなみにグローカラーをしっかり発光させるには、UVライトが必要なのでそちらも準備したほうがより釣果を得やすいです。
「釣り」と言っても十人十色で、狙う魚や時間帯・タックルなど様々です。 しかし、ナイトゲームでは共通して使用したいアイテムがあるのです! 釣猿2号 それはズバリ「UVライト」! グロー系のルアーやオモリを短時間で蓄[…]
釣猿 エサ巻きエギングが面白い! 釣猿2号 僕は普通のエギングが好きだけどねw エギをシャクってアオリイカを狙うエギングですが、さらに釣れる確率を上げるために開発された『エサ巻きエギ』。気にはなていた[…]
まとめ
いかがでしたか。
今回は1からわかるヤリイカのウキ釣り仕掛け入門ということで写真付きで必要なアイテムをご紹介してきました。
ヤリイカのウキ釣りは最初は敷居が高く感じやすく、始めたいけどちょっと…という方が多いです。
しかし必要な道具と仕掛けさえわかれば、誰でも始めることは簡単です。
ヤリイカのウキ釣りは効率よく釣ったり状況によって数時間で何十杯、何百杯と釣れることも!
そんなヤリイカのウキ釣りを皆さんも始めてみませんか!?