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大きな魚体で強い引きが魅力のシーバスフィッシングは、ルアーゲームの中でも特に人気の釣りです。そんなシーバスが釣れた際に、安全に回収するためには『ランディングネット(タモ網)』が必要不可欠!フックが外れやすいシーバス釣りでは必須アイテムと言って良いでしょう。
しかし、シーバスに向いているランディングネットを探すのって大変!…と思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、シーバス釣りに最適なランディングネット(タモ網)の選び方とおすすめの商品について詳しく解説していきます!
・釣った魚はしっかり回収したい
・安全にランディングしたい
・おすすめのタモ網が知りたい
シーバス用のランディングネット探しでお困りの方は、是非この記事を参考にしてください!
ランディングネットは必須アイテム
ランディングネットとは、掛けた魚を取り込むときに使用する網のことです。日本では、『玉網(たまあみ)』や『タモ』と呼ぶ方が聞き慣れていると思います。
ランディングネットは、シーバスのような大型魚や、足場の高い釣り場では欠かせないアイテムです。また、ランディングネットがあれば、キャッチ率も大きく上がるので、シーバス釣りを始めるのであれば是非準備しておきましょう。
シーバス用ランディングネットの選び方
それではシーバスに最適なランディングネットの選び方について解説していきます。選び方のポイントは9つあり、これらを確認しながら選べばまず失敗しないので、是非参考にしてください!
急いでいる人はそっちをチェック!
① 構成
ランディングネットは、『フレーム・ネット・シャフト』のパーツで構成されています。自分の好みでパーツごとに購入するのもありですが、初めて購入される方は全てが揃った『セット品』がおすすめです。
② フレームの形状
ランディングネットのフレーム形状には『丸型』と『オーバル型(楕円型)』があります。魚体が長く大きいシーバスには『オーバル型(楕円型)』のフレームがおすすめです。
③ フレームのサイズ
フレームのサイズも対象魚であるシーバスに合わせるのがベスト。シーバス釣りで一般的に使われているのは『50cm〜60cm』のタイプです。小さ過ぎず、大き過ぎずのサイズ感なので、選び時の参考にしてください!
④ フレームの折りたたみ機能
ランディングネットのフレームには折りたためるもの『折りたたみ式』と、そうでない『ワンピースフレーム』に分類されます。シーバス釣りでは携帯性が重視されるので、『折りたたみ式』がおすすめです。
また、フレームとシャフトの接続部分に『タモジョイント(折りたたみ式ジョイント)』と呼ばれるアイテムを使えば、『折りたたみ式』にすることができるので、パーツごとに購入する場合は忘れずに購入しましょう。
⑤ ネットの深さ
魚体のサイズやランディングネットを使う場所によってネットの深さは決まってきます。シーバスでは50cmあたりの深さを基準とし、ウェーディングの場合はそれより浅めに、堤防など足場の高い釣り場では少し深めがおすすめです。
⑥ ネットの素材
ネットの素材には、『ナイロン』と『ラバー』がほとんどですが、シーバスには『ラバーネット』が最適です。ラバーネットは魚体を傷つけにくく、フック絡みを抑える効果があるのでストレスなくランディングすることができます。
⑦ シャフトの長さ
シャフトの長さは釣り場によって選択します。ウェーディングの場合は50cm以下が良いですし、堤防などでは4〜6mは欲しいところです。釣りをするエリアをイメージしながら選ぶのがおすすめです。
初心者の方は、『ウェーディングなら50cm以下』or『港湾や河口なら2〜3m』or『堤防なら4m〜6m』の3択から選びましょう。
釣り場 | 長さ |
ウェーディング | 50cm以下 |
ボート | 100cm程度 |
オカッパリ | 2〜3m |
低めの堤防 | 4m |
平均的な堤防 | 4m〜6m |
高めの堤防・沖堤防・磯 | 6m以上 |
釣りを楽しむ際、水に入って釣りをするためのアイテム『ウェーダー』は、渓流釣りやシーバス釣り、サーフ釣りでは必要不可欠なアイテムとなります。 各釣具メーカーから素材やタイプなど、さまざまな種類が販売されていますが、どれをを選ぶかによって[…]
⑧ シャフトの仕舞寸法
移動を繰り返すシーバス釣りでは、シャフトが長いと移動しにくくなります。そのため、シャフトの仕舞寸法は70cm前後を基準にすると使い勝手と移動の快適さを損ないません。
おすすめなのは『小磯タイプ』のシャフトで、ゲームベストに掛けて持ち運びができるためシーバスアングラーからは人気のタイプです。
⑨ シャフトの軽さ
4m以上のシャフトになると自重はランディングのしやすさの影響を与えます。理想的なのは軽くて張りのあるタイプですが、値段も跳ね上がってしまうので、予算と要相談です。
【選び方まとめ】
シーバス用のランディングネットを選ぶ時の条件をまとめました。ぜひ購入する時の参考にしてくださいね!
項目 | シーバスにおすすめなスペック | |
構成 | パーツ個別購入 or セット品 | |
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 50cm程度 | |
折りたたみ機能 | 有 | |
ネット | 深さ | 50cmが基準 (ウェーディング:浅め) (堤防:深め) |
素材 | ラバー素材 | |
シャフト | 長さ | ウェーディング:50cm以下 ボート:100cm程度 オカッパリ:2〜3m 低めの堤防:4m 平均的な堤防:4m〜6m 高めの堤防・沖堤防・磯:6m以上 |
仕舞寸法 | 70cm前後が基準 (小磯タイプがおすすめ) |
|
軽さ | できるだけ軽く |
おすすめシーバス用ランディングネット(セット)
バッカニア:ランディングネット ジャベリンIII 500 5m
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 約50×40cm | |
折りたたみ機能 | 有 | |
ネット | 深さ | 約60cm |
素材 | ー | |
シャフト | 長さ | 5m |
仕舞寸法 | 62cm | |
自重 | 660g |
大手通販サイトであるナチュラムオリジナルブランドの「バッカニア」から販売されているのが『ジャベリンIII』です。
このお値段ではあまりない、小継ぎかつ、軽量なシャフトを採用しているうえ、シーバスに必要な要素はほとんど網羅しています。初めてのランディングネットに最適なモデルなので、初心者の方や予算をできるだけ抑えたい方には本当におすすめです。
プロックス:オールインワン ソルト 5m
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 約52×65cm | |
折りたたみ機能 | 有 | |
ネット | 深さ | 45cm |
素材 | ラバーコーティング | |
シャフト | 長さ | 5m |
仕舞寸法 | 72cm | |
自重 | 1050g |
シーバスフィッシングを始めたい方に、ぜひおすすめしたいのがProx(プロックス)の『オールイオンワン ソルト』です。
シーバス釣りで必要なランディングネットの要素がほぼ全て盛り込まれています。また、条件をほぼ満たしていて1万円前後で購入できるので、かなり良心的な商品です。
タモホルダーが付いているので、ベルトやゲームベストにランディングネットを引っ掛けることも可能。買ってすぐ使用できるので、まさに初心者に優しいおすすめの商品です。
メジャークラフト:ファーストキャスト ランディングセット LS-400FC
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 55×47cm | |
折りたたみ機能 | 無 | |
ネット | 深さ | ー |
素材 | ー | |
シャフト | 長さ | 4.5m |
仕舞寸法 | ー | |
自重 | ー |
メジャークラフトから販売されている小継玉タイプのランディングトです。
折りたたむためにはジョイントも一緒に購入する必要がありますが、本格的にソルトデビューするには手が出しやすい価格帯になっています。ただ、フレームのガタつきが少し気になるので、耐久性のある頑丈なものが欲しい方は、別の商品の方がおすすめです。
テイルウォーク:キャッチバー 改 ウェーディングネット
テイルウォーク(Tailwalk) ネット CATCH BAR KAI WADING NET キャッチバー改 ウェーディングネット
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 65×45cm | |
折りたたみ機能 | 無 | |
ネット | 深さ | 40cm |
素材 | ラバーコーティング | |
シャフト | 長さ | 92cm |
仕舞寸法 | 27cm | |
自重 | 325g |
ウェーディング専用に設計されたランディングネットです。大型のシーバスまでも取り込める65cmラバーコーティングネット付きで、シャフトは伸縮しないタイプです。
ウェーディングをするなら、この『キャッチバー 改』がスペック・価格共におすすめです!
ゴールデンミーン:ウェーディングネットカスタム
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 約57×48cm | |
折りたたみ機能 | 無 | |
ネット | 深さ | ー |
素材 | ナイロン製 | |
シャフト | 長さ | 42cm |
仕舞寸法 | ー | |
自重 | 325g |
こちらもウェーディング専用のランディングネット。低価格で購入しやすくコストパフォーマンスに優れているのがゴールデンミーンの『ウェーディングネットカスタム』です。
数十センチですが、シャフトの伸縮も可能で、ちょっと長さが足りない場面で有効です。ネット底にはオリジナルの蛍光オモリが付属しているので、ランディング時の操作性も良好です。
ダイワ:モアザン ウェーディングネット FL
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 約70×55cm | |
折りたたみ機能 | 有 | |
ネット | 深さ | 65cm |
素材 | ー | |
シャフト | 長さ | 60cm |
仕舞寸法 | ー | |
自重 | ー |
ダイワから販売されているランカークラスにも対応する”ウェーディング専用”のランディングネットです。
シーバス専門ブランド『モアザン』からリリースされているので、シーバスをランディングするための実践的な機能や構造になっています。その分、値段も高くなりますが、デザインもモアザンのロッドとマッチしてカッコイイので結構人気の商品。
軽量で折りたたみジョイントが付いているので携帯性も抜群。”良い物”を買いたいのであれば、ウェーディング専用なら間違いなくこの商品がおすすめです。
おすすめシーバス用ランディングネット(フレーム+ネット)
ロックス:アルミフレームラバーコーティングネット オーバル型
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 50×65cm | |
折りたたみ機能 | 無 | |
ネット | 深さ | 45cm |
素材 | ラバーコーティング |
軽量のアルミ製オーバル型の枠と、ポリエステルの網にラバーをコーティングした網がセットになった製品です。
持ち重りしない軽量なモデルなので、扱いやすくランディングしやすいのが特徴です。カラーは『ガンメタ・ブルー・レッド』の3色から選ぶことができます。値段もリーズナブルで、コストパフォーマンスの優れたおすすめの商品です。
がまかつ:フィッシュケア ランディングネット LE804
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 68×50cm | |
折りたたみ機能 | 無 | |
ネット | 深さ | 50cm |
素材 | ラバーコーティング |
がまかつから販売されている軽量アルミフレームを採用した製品です。ネットはポリエステル素材に高品質ラバーコートを施しているので、ネットにフックが刺さっても外しやすいようになっています。
カラーはブラックで高級感漂う大人な仕上がりになているのも魅力的です。
ダイワ:ランディングネットFL Ⅱ
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 70×55cm | |
折りたたみ機能 | 有 | |
ネット | 深さ | ー |
素材 | ラバーコーティング |
ダイワから販売されている折りたたみジョイント搭載のランディンングネットです。
網の素材は『ナイロン or ラバーコーティング』から選択できます。素材によって価格は変わらないので、シーバス用で購入するのであれば『ラバーコーティング』タイプがおすすめです。持ち運びや保管に便利なキャリーバッグ付いてきます。サイズも選べてランカーサイズ狙いなら『70タイプ』、通常のシーバスなら『55タイプ』でも問題ありません。
選択肢が多く、自分の釣りスタイルにあった製品を選びたいのであれば、この商品がおすすめです。
ナイロンは軽くて細い素材。水の抵抗を受けにくく、魚をすくいやすいのが特徴です。
おすすめシーバス用ランディングネット(シャフト)
エイテック:アルファタックル ランディングギアシャフト ナノ 500
アルファタックル(alpha tackle) (Alpha Tackle) ランディングギア シャフト ナノ 500 52291
シャフト | 長さ | 5m |
仕舞寸法 | 56cm | |
自重 | 535g |
ランディングシャフトといえば、エイテックの『ランディングギアシャフト』がトップクラスで人気です。
バリエーションが非常に多く、用途やフィールドに応じて選べる全10アイテムがラインナップされています。中でもシーバスでは基準となる5mの『ナノ 500』モデルがおすすめです。
プロックス:ホルダーアーム TE 500
シャフト | 長さ | 5m |
仕舞寸法 | 64cm | |
自重 | 495g |
プロックスから販売されているタモホルダー標準装備のランディングシャフトです。
張りのある硬さの高バランス設計で、機動性抜群の小継仕舞寸法に仕上がっています。エンドグリップにはコルクが採用されていて、見たもおしゃれな製品になっています。デザインも重視したい方におすすめです。
がまかつ:ラグゼ ランディングポール 6.0m
シャフト | 長さ | 6m |
仕舞寸法 | 76cm | |
自重 | 525g |
がまかつから販売されている高級で軽量なランディングネシャフトです。
このシャフトの1番の特徴は”張り”。軽量でハリが強く硬いので、水中での操作や風の強い日でも安定して使用することができます。また、濡れた手でも滑りにくいラバーグリップを採用することで、あらゆる状況おいてミスを減らし、ストレスフリーで、確実で、素早いランディングが可能なのも大きな魅力です。
グリップエンドにはコルクが使用されていて高級感も抜群。お値段以上のハイスペックなシャフトなので、製品選びで後悔したくない方は、ぜひ検討してみてください!
シマノ:ランディングシャフト Gフリー 550
シャフト | 長さ | 5.5m |
仕舞寸法 | 72cm | |
自重 | 1050g |
とにかく軽く、頑丈なランディングシャフトが欲しいのであれば、シマノの『ランディングシャフト Gフリー』がおすすめです。
帯時やランディング時におけるストレスフリーを追求した製品で、実釣時のあらゆる動作やしゃがんだ際に邪魔になりにくく、優れた携帯性を実現しています。シマノ製のロッドに採用されている『スパイラルXコア』などの技術も取り入れているため、高い強度と剛性を達成しています。
大きいネットをセットすることになるシーバス釣りでも全くストレスなく使えるので、製品に対して一切妥協したくない!という方は、かなり高価ですが検討してみてはいかがでしょう。
まとめ|安全にシーバスをランディングしよう!
いかがでしたでしょうか。
今回は、シーバス釣りに最適なランディングネット(タモ網)の選び方とおすすめの商品について解説してきました。
ランディングネットは、シーバスのような大型魚や、足場の高い釣り場では欠かせないアイテムです。また、ランディングネットがあれば、キャッチ率も大きく上がるので、シーバス釣りを始めるのであれば是非準備しておきましょう。
選ぶ際の9ポイントをしっかり吟味しながら選べば、必ず自分にマッチしたランディングネットが見つかりますよ!
項目 | シーバスにおすすめなスペック | |
構成 | パーツ個別購入 or セット品 | |
フレーム | 形状 | オーバル型(楕円型) |
サイズ | 50cm程度 | |
折りたたみ機能 | 有 | |
ネット | 深さ | 50cmが基準 (ウェーディング:浅め) (堤防:深め) |
素材 | ラバー素材 | |
シャフト | 長さ | ウェーディング:50cm以下 ボート:100cm程度 オカッパリ:2〜3m 低めの堤防:4m 平均的な堤防:4m〜6m 高めの堤防・沖堤防・磯:6m以上 |
仕舞寸法 | 70cm前後が基準 (小磯タイプがおすすめ) |
|
軽さ | できるだけ軽く |
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