近年爆発的に人気を高めているショアジギング。ショア(岸)から大型の青物を狙えるため、多くのアングラーが堤防や磯場に足を運んでいます。
そんな大物が狙えるショアジギングを今年から始めたい!と思っている初心者アングラーも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ショアジギングの基本ということで、最適な時期や季節別に狙えるターゲットについて紹介していきます。
・シャジギングのシーズンっていつ?
・どんな魚が狙えるの?
ショアジギングと時期について少しでも分からないことや不安がある方は、今回の記事が参考になるはずです!初心者向けに解説しているので、ショアジギングにこれから挑戦したい方必見です!
ショアジギングとは
「ショアジギング」とは、ショア(岸)からメタルジグをキャスト(遠投)してサワラやブリなどの大型の青物を狙う釣りを指します。反対に船やボートで沖合に出て海上で青物を狙うのが「オフショアジギング」です。
仮に50gのメタルジグをフルキャストすれば100m以上飛ばすことが出来るので、沖で回遊している青物(ヒラマサ・ブリ・カンパチ・カツオ・サバ・サワラなど)を狙えるという訳です。回遊魚をはじめ、さまざまなターゲットが狙えるだけでなく、想定以上の大物がヒットすることもあるのも人気の理由です。
ショアジギングが楽しめる時期は『夏〜秋』
ショアジギングのベストシーズンは『初夏〜晩秋』となります。年にもよりますが、一般的にはゴールデンウィークあたりから海水温が上昇してくるので、この頃シーズンがスタートする場合が多いです。ベイトの接岸に合わせて大型魚も回遊してくるので、ナブラの発生やベイトの有無が釣れるかどうかの判断基準となります。
初心者は『7月〜10月あたり』がおすすめ
これからショアジギングを始めたい方は、7月〜10月で始めるのがおすすめです。海水温が比較的高く、数釣りが楽しめる季節でもあります。
海水温が下がる冬はシーズンオフ
冬は海水温が下がってしまうので、接岸していた青物は温かい沖合いへと移動していきます。エサとなるイワシやアジの群れも消えてしまうので、冬にショアジギングを始めるのはおすすめしません。
代わりに冬のショアジギングでは代わりの魚が接岸してくる場合があります。
季節別ショアジギングで狙える魚
様々な魚をターゲットとするショアジギングでは、季節のよって釣れる魚も変わってきます。
ここではシーズンごとに狙えるターゲットについて解説していきます。
【春】のショアジギング(大型の回遊を狙え!)
春のショアジギングの特徴は、基本的に『青物の型狙い』になることが多いです。代表的な魚種はこの辺りです。
春の青物は3kg~4kg以上の良型の単発狙いになることが多いのが特徴です。また、春といえば『マダイの乗っ込み』。春はのマダイは大型の個体が多く、産卵時期ということもあり、魚たちがアグレッシブになっています。狙い目はズバリ5月〜6月です!産卵を控えた個体が浅場に入ってくるの狙いましょう。
ただし、三寒四温ともよばれる春シーズンは、気温だけでなく海水温も上がったり下がったりを繰り返すことが多いです。そのため、日によっては急激に魚の活性が下がったり、はたまた上がったりと不規則に変化します。意外と運要素が強いのも春のショアジギングの特徴です。
【夏】のショアジギング(小型だけど誰でも釣れる!)
夏のショアジギングの特徴は、基本的に『数釣り』を楽しむことが多いです。代表的な魚種はこの辺りです。
夏は本格的にシーズンが始まる時期。海水温が上昇し、沖で回遊しているベイトフィッシュが接岸してくる季節です。黒潮に乗ってやってくる回遊魚もショア(岸)までやってくるので、それらを中心に釣果を上げるアングラーが多いです。
夏は小型の青物ばかりになるので、初心者がショアジギングを始めやすい時期でもあります。梅雨が明けると海水温が一気に上昇するので、夏を代表するシイラの釣果が一気に上がります。
大型の青物はほとんどいなくなるので、ライトショアジギング専用タックルの方が扱いやすいです。ルアーもベイトに合わせて小型のルアーを準備しておくと釣果が上がりやすいです。
【秋】のショアジギング(本格シーズン突入!中型が狙い目)
秋のショアジギングの特徴は、基本的に『数釣り+中型のターゲット』を狙う事が多いです。代表的な魚種はこの辺りです。
秋は夏と共にショアジギングのベストシーズンです。海水温が低下していくにつれ、釣れる魚のサイズが一回り大きく(中型サイズ)なります。
ベイトフィッシュ達も成長し、産卵や越冬のために沿岸に押し寄せるので、それを狙った青物はもちろん、太刀魚、シーバス、ヒラメ、マダイを釣ることが出来ます。魚の活性が一気に上昇するので、潮通しの良い堤防の先端だけでなく、港内まで回遊してくる可能性が高くなるのも秋の魅力。
海水温とベイトフィッシュの回遊次第で他の季節のは味わえない釣りが楽しめるのが秋のショアジギングです。
【冬】のショアジギング(渋い中大物1匹を地道に狙う)
春のショアジギングの特徴は、『中級者以上の方が1匹のために通い込む』釣りになることが多いです。代表的な魚種はこの辺りです。
オフシーズンである冬は、初心者向けの季節ではありません。海水温の低下からターゲットの種類は圧倒的に減ります。磯場に居つくタイプの根魚やブリ・サワラなどの青物がメインターゲットになります。
ブリやサワラの青物は中型から大型が狙え、脂の乗りが良い個体も多いのが特徴です。活性は高くありませんが、ブリやサワラは海水温が低くなると深い場所から浅い場所に接岸する場合も多いので、根気良く釣り場に通い込む必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はショアジギングの入門として、ベストシーズンと季節別に狙える魚達を解説してきました。
ショアジギングは簡単な釣具アイテム(ロッド・リール・ライン・ルアー)さえあれば、ほぼ全ての回遊魚に対応できる本格的な釣りです。仕掛けは単純ですが、狙える魚は豊富で時には大きな魚種が釣れることも。
そんな様々な楽しみ方ができるショアジギングが人気な釣りであるのも納得です。季節のよって釣れる魚も変わるのもまた魅力のひとつ。ぜひみなさんも季節を感じながらショアジギングを楽しんでくださいね!
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