釣った魚を持ち帰り、家で美味しく食べるのも釣りの醍醐味の一つ。そんな時に必要となるのが『クーラーボックス』です。
しかし、意外とクーラーボックスは場所を取り荷物になりがち…。「重たいし釣り場に持っていくの面倒くさ…」と、感じたことのあるアングラーも多いのではないでしょうか?
そんな方は、軽くて持ち運びのしやすい『ソフトクーラーボックス』がおすすめ!携帯性に優れ、折りたたみ可能なので収納場所にも困りません。今回は、釣り業界でも人気の高まってきているソフトクーラーボックスの選び方とおすすめの商品について解説していきます!ソフトクーラーボックス選びでお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
・どんな選び方をしたら良いの?
・持ち運びのしやすさを重視したい
・おすすめの商品が知りたい!
釣りで使うソフトクーラーボックスの特徴
釣り用のクーラーボックスと言えば、硬い素材の『ハードタイプ』が一般的でした。しかし近年、アウトドアの普及によってより軽くて持ち運びがしやすくい『ソフトタイプ』のクーラーボックスの人気が急上昇。大手釣具メーカーもソフトクーラーの販売に力を入れるほど、実はアツい製品なんです。
そんなソフトクーラーボックスですが、ハードクーラーボックスと何が違うのか?何が良いのか?が分からず、導入するのを渋っている釣り人も多いのではないでしょうか?そこでここからはソフトクーラーボックスのメリットとデメリットについて解説していきます!
メリット・デメリット
「ソフトクーラーボックスが良いとは聞くけど実際どうなの?」…という方のために、メリットとデメリットをまとめました。
① 圧倒的な軽い
② 持ち運びで疲れにくい
③ 折り畳み可能
④ コンパクトになる
⑤ 比較的安価に購入可能
① 保冷力が劣る
② 蓋の開け閉めが手間
(ソフトクーラーはチャック式)
③ 防水性に劣る
ソフトクーラーボックスの最も優れている点は、軽量で持ち運びがしやすい事です。またコンパクトに畳むことも出来るので、バックパックに忍ばせたり車内に常時潜ませて置いたりと、保険的な使い方も可能です。
その反面、ハードタイプのクーラーボックスに比べ保冷力の低さやフタの開閉のしやすさなどが劣るデメリットもあります。釣った魚をドシドシ保冷したい方は『ハードタイプ』を、ランガンが多かったり、手軽に楽しむ釣りがメインの方には『ソフトタイプ』がおすすめです。
ソフトクーラー | ハードクーラー | |
おすすめの人 | 軽さ重視 短時間釣行 ランガンメイン |
保冷力重視 長時間釣行 手入れ苦手 |
向いている釣り | アジング エギング サビキ釣り…ect |
オフショア…etc |
使い方の実例
「ソフトクーラーボックスってどう使うの?」…と疑問に思う方もいると思います。基本的に多くのソフトクーラーボックスの中には取り外し可能な『インナー』が付属しています。防水機能があり、氷や魚を直接収納できる仕様になっています。ハードクーラーボックスと同じ使い方が可能なのでご安心ください。
どうしても汚れや匂いが気になるという方は、ソフトクーラーボックスにタッパーを入れる方法があります。この辺の使い方もハードクーラーでやっている人もいるので、基本的にソフトクーラーだから使い勝手が悪い…ということはありません。
釣った魚を新鮮に持って帰るためにはクーラーボックスが必須です。そんなクーラーボックスを冷やす際、皆さんはどうしていますか? 釣具屋で氷を買う方や、家で氷を準備する方など様々だと思います。しかし夏場では氷は一瞬で溶けてしまい、クーラーボ[…]
釣り用ソフトクーラーボックスの選び方
それではソフトクーラーボックスを選ぶ際に注目したいポイントを4つご紹介していきます。この4つのポイントに気をつけながら選べば、自分にマッチした商品を探し出すことができますよ!
① 容量
② 保冷力
③ その他の機能
④ メーカー
① 容量
ソフトクーラーボックスを選ぶ際に最も気をつけたいのがよう容量です。容量は基本的に『リットル(L)』で表記されています。容量が大きければ冷やすための保冷剤の量も増え重たくなってしまうので、適切なサイズを選ぶ必要があります。
釣りのジャンルやどれほどの魚を入れたいのか等、実際に使用するシーンを想像しながら選びましょう。
容量 | 500mlペットボトル の収納目安 |
目安の釣りジャンル |
8L | 6本 | 《小型魚》 アジング・サビキ釣り |
15L | 14本 | 《小〜中型魚》 アジング・サビキ釣り・エギング |
25L | 24本 | 《中〜大型魚》 アジング・サビキ釣り・エギング |
45L | 34本 | 《大型魚》 ショアジギング・青物狙い |
② 保冷力
保冷力はハードタイプのクーラーボックスには劣るものの、断熱材の厚さによっては近しい性能のソフトクーラーも販売されています。断熱材が厚いだけで、保冷能力は格段にアップします。夏場や直射日光が当たりやすい場所では、断熱材が厚い商品を選ぶことをおすすめします。
また、保冷能力は『氷のキープ時間』によって表記されていたりもするので、そちらを参考に知るのも効果的です。
③ その他の機能
ソフトクーラーボックスには使いやすいようさまざまな機能が付いていたりします。あったり便利な機能をまとめているので、自分に合った機能の製品を探すと良いでしょう。
① 肩掛けショルダー
② 左右に手持ちの取手(ハンドル)
③ 小物入れ用のジッパー付きポケット
④ 内側にメッシュポケット
⑤ カラビナなど拡張性の高いモデル
⑥ 仕切り版
④ おすすめのメーカー
「ソフトクーラーボックスは信用できるブランドのものが使いたい!」…という方も多いでしょう。ソフトクーラーボックスを販売しているメーカーで人気なのは、『DAIWA(ダイワ)』『Abu Garcia(アブガルシア)』『AOクーラーズ』『L.L.Bean(エルエルビーン)』の4社。買い物に失敗したくない方は、この4社のいずれかを選ぶのがおすすめです!
【釣りにおすすめのソフトクーラーボックス13選】
ダイワ:ソフトクール 150
容量 | 15L |
保冷力の目安 | 氷キープ35H |
自重 | 1kg |
内寸 | 31×20×25cm |
外寸 | 34×25×29cm |
その他の機能 | 肩掛けパッド 内側メッシュポケット 底面が汚れにくいゴム脚付き |
コスパ最強!ソフトクーラーの定番商品
ソフトクーラーの購入で失敗したくない方は、DAIWA(ダイワ)の『ソフトクール』がおすすめ。断熱材が厚く15ℓの場合35時間も氷をキープしてくれるので保冷力も抜群。ワンタッチで装着できるPVCインナーは、魚や氷をそのまま収納可能です。取り外し可能なショルダーベルトも標準装備。釣り用のソフトクーラーに必要なスペックが全て揃っている最強の商品です。どれを買うか迷っている人にもおすすめしたい商品なので、ぜひ検討してみてください。
総合評価: 4.1昨年まではエギングにハードクーラーを持ち込んでましたが、移動する時邪魔に思うことがありました。肩掛け出来るソフトクーラーを探してて見つけました。ハードクーラーの技術をソフトクーラーに落とし込んだとのメーカーの説明に間違いなしです。
氷を入れて、上蓋に保冷剤の使い方で30℃超えの気温でもしっかり朝から夕方まで冷えてました。オススメです。磯用のクールバックも新調して大きいサイズ買おうかな。
ダイワ:ソフトクールEX 1500
容量 | 15L |
保冷力の目安 | 氷キープ46H |
自重 | 1.2kg |
内寸 | 31×20×25cm |
外寸 | 35×23×28cm |
その他の機能 | 肩掛けパッド 内側メッシュポケット 底面が汚れにくいゴム脚付き |
保冷力は従来品の1.3倍!機能性ならベスト
『ソフトクール』より保冷力を強化したいのであれば、『ソフトクールEX』がおすすめ。7層断熱構造を採用し、断熱部に「発泡ポリエチレン+発泡ウレタン」をすることで従来品の1.3倍の保冷力を実現しています。(従来品は「発泡ポリエチレン」のみ)折りたたみ機能や使いやすさはそのままに、保冷力を格段にUPさせた機能性重視のソフトクーラー。真夏での釣りが多い方や、妥協した買い物を避けたい方におすすめの商品です。
総合評価: 4.4価格とデザインが気に入って購入しました。使い勝手もよく満足しています。
アブガルシア:アブ ソフトクーラー25L
容量 | 25L |
保冷力の目安 | ー |
自重 | 1.2kg |
内寸 | 34×24×27cm |
外寸 | 40×25×30cm |
その他の機能 | 内側メッシュポケット 小物収納ポケット |
アブガルシアから販売されていた大人気のソフトクーラー。厚手の断熱材を使用した全4層からなる断熱構造で保冷&保温性が高いことに加え、軽量なので持ち運びもしやすい優秀なアイテム。強度と軽さのバランスが良い600デニールのポリエステル糸を織り上げて、表面には劣化しにくく防水性能の高いPVC加工が施されています。直接水を溜めての使用には向いていませんが、かなり人気の商品だったので、ネット通販では完売状態。釣具屋や中古釣具店で見つけたらラッキーです!
AOクーラーズ:12パック キャンバス ソフトクーラー
容量 | 11L |
保冷力の目安 | 氷キープ24H |
自重 | 1kg |
内寸 | ー |
外寸 | 36×30×18cm |
その他の機能 | 肩掛けパッド 小物収納ポケット |
機能性&デザインが抜群!おしゃれ好きに人気のモデル
「本当にクーラーボックス?」というほどオシャレで人気のソフトクーラー。『キャンバス』はAOクーラーズで定番のシリーズで、厚手のキャンバス生地によるタフさに加え軽量性を持ち併せています。断熱材は高密度の独立気泡ファームを使用しているので、内部の厚みはなんと1.9cmと極厚。49℃の外気温の中で24時間氷をキープできる優れもの。カラーバリエーションが豊富で、AOクーラーズでしかみられない迷彩柄などおしゃれ好きにはたまらないデザインも大きな魅力です。
評価: 4.2断熱材が厚いけど、そのぶん保冷効果が凄く良い。真夏にはかさ張るけど重宝している。
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AOクーラーズ:24パック キャンバス ソフトクーラー
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容量 | 23L |
保冷力の目安 | 氷キープ24H |
自重 | 1kg |
内寸 | ー |
外寸 | 43×30×25cm |
その他の機能 | 肩掛けパッド 小物収納ポケット |
容量が23Lと標準サイズのソフトクーラー。速乾、軽さ、強度をあわせ持つキャンバスシリーズの定番サイズです。シンプルなデザインのためアウトドアのみならず様々なシーンでご利用頂けるソフトクーラーです。
評価: 4.6他のクーラーバックは使えなくなります!オールシーズン使える。中身が無くなれば畳む事も出来て良いです。
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L.L.Bean:ソフトクーラー ファミリー
容量 | 38L |
保冷力の目安 | ー |
自重 | ー |
内寸 | ー |
外寸 | 33×47×25cm |
その他の機能 | 肩掛けパッド 内側メッシュポケット 小物収納ポケット |
機能性とデザイン性に優れ、80年以上の歴史があり今なお世界中で人気の高いL.L.bean(エルエルビーン)。そんなブランドからお手入れ簡単で安全なEVA製で環境にも優しいソフトクーラーが登場。取り外しと、長さの調節が可能なショルダー・ストラップ付きで、持ち運びにも便利です。キャンプ用品や車のスペースにも収まりやすい長方形型なので、収納スペースに困っている方にもおすすめです。他にはないカラーリングで、「それどこのやつ?」と聞かれるようなアイテムなのも大きな魅力です。
評価: 4.8縫製もしっかりしていて、保温性もまあまあ。 保温性上げたければ、側面や裏面にある幅広ポケットに、断熱シートや発泡シート等を突っ込めば性能アップが見込めるかも。 ホームセンターにあるクーラ―バックとは一線を画す、価格相当の良い商品と思います。
L.L.Bean:ソフトクーラー ランチ
L.L.Bean(エルエルビーン) エル・エル・ビーン・ソフト・パック・クーラー、ランチ フリーサイズ Spruce/...
容量 | 6L |
保冷力の目安 | ー |
自重 | ー |
内寸 | ー |
外寸 | 18×25×15cm |
その他の機能 | 肩掛けパッド 内側メッシュポケット 小物収納ポケット |
こちらもL.L.bean(エルエルビーン)で人気のソフトクーラー。容量は6L先ほどのタイプより控えめです。アジングやメバリングなどのランガンメインのライトゲームでは、これくらいコンパクトで持ち運びのしやすいモデルがおすすめです。機能性など基本的なスペックは先ほどのサイズと同じなので、サイズ感で選んでも良いですね!
評価: 4.6ビンテージギアが好きな人にもおすすめ。機能面も保冷剤の置き方、等で冷えた食材を維持できます。
L.L.Bean(エルエルビーン) エル・エル・ビーン・ソフト・パック・クーラー、ランチ フリーサイズ Bright ...
まとめ|軽量&コンパクトでもっと釣りが快適に!
今回は釣りにおすすめなソフトクーラーボックスについて解説してきました。
ソフトクーラーは使用しない時はかさ張ることなく収納でき、使用する時は軽量で持ち運びがしやすい便利アイテムです。また、釣りだけでなく様々なシチュエーションでも活用できます。ぜひこの機会にお気に入りのソフトクーラーボックスを手に入れて、魚をおいしく持ち帰ってみてはいかがでしょう。
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