簡単な仕掛けで初心者からベテランの人まで気軽にイカ釣りを楽しめる人気のエギング。そんなエギングですが度々発生するのが根掛かり。
根掛かりが発生した時、慣れないうちはエギがなくならないか不安になりますよね。
エギングを始めたての頃は、エギの根掛かりで多くのエギをなくしてきました。
特に初心者の方は、根掛かりした時に困ってしまうのではないかと思います。
そこで今回は、根掛かりしてしまったエギを回収する方法と根掛かりしないための対策を紹介していきます。この記事で根掛かりからエギを回収できる人が増えれば嬉しいです。
・根掛かりでエギが頻繁になくなる
・エギの回収方法が知りたい
・大事なエギを無くしたくない
なぜ根掛かりするの?
エギングをしている時に思うのが、他の釣りに比べて根掛かりが多いということです。
エギングでメインターゲットといなっているアオリイカは、岩場や藻場を好んで生息しています。そのため、岩場や藻場でエギをアピール・アクションさせなければいけないので、必然と根掛かりのリスクは上がります。
また、ルアーであるエギもカンナと呼ばれる針の部分が根掛かりしやすい形状であるのも原因の一つです。
エギングでの根掛かりには大きく分けて2種類に分類できます。
一つ目は海藻に引っかかった場合、二つ目は岩や海中のゴミやロープなどです。
② 岩場の場合は、エギの頭部分やシンカー(オモリ)が岩場に挟まっていること状態が多いです。
比較的に海藻に根掛かりした場合の方が取れやすい傾向にありますが、どちらもロストに危険性は十分にあるので、根掛かりしたら落ち着いて対処しましょう。
根掛かりしたエギは環境に悪影響を与える
エギをロストした場合、海に潜ってエギを回収するエギンガーは見たことがありません。
ロストしたエギは誰かが回収するか、もしくは重みで底に沈むしかないのです。
切れてしまった釣り糸も、魚やその魚を食べようとした鳥などに絡みつき、怪我を負わせることも少なくありません。
また、魚や鳥が誤って呑み込んだことで窒息死してしまう場合もあります。
エギがなくなったら自分も悲しいですが、環境にも負荷をかけてしまっていることを忘れないことも大事です。
釣りのゴミを出さないことは釣り場保護にもつながる!
根掛かりの外し方
それではエギをどうやったら回収できるのかについて解説していきます。このやり方で7割の根掛かりエギを回収することができます。
やり方は簡単で、ロッドを立て、糸を持って指で軽くクイクイ〜と手前に引っ張る(はじく)だけです。
この動作の反動でエギ外れ回収できます。
海の中の状況や根掛かりの具合によっては外れない場合もありますが、根気良く繰り返していれば外れることがあります。
無理な力を入れるとロストの可能性が高くなるので、力一杯引っ張らないことをおすすめします。
簡単な動作なだけ、画像だけでは伝わりきらない部分もあり、「本当にとれるの?」と感じた方もいるのではないでしょうか。
このやり方で、実際に根掛かりを外している動画をYouTubeにアップしています。動画も併せてチェックするとよりわかりやすいので、ぜひ試してこの技を自分のものにしてください!
根掛かりが回避できるエギのカスタマイズ!
エギのロストは精神的にもお財布的にも非常に辛いものがありますよね。
エギングにとってエギは大事なタックル。そこで、皆さんのエギを「根掛かりしにくいエギ」にカスタマイズしてみませんか?
お気に入りのエギや釣れるエギ、入手困難なレアなエギをカスタマイズすることで、根掛かりを回避しロストしないエギに返信させることができます。
「半傘エギ」と呼ばれるそのカスタマイズは藻が多い場所でも根掛かりを気にせず投げれるので、デカイカを狙いたい人にもおすすめのカスタマイズになっています。
詳しい方法は別の記事で紹介しているので、そちらをご参考にしてください。
釣猿 エギングのあるあるを述べよ 釣猿2号 買ったばかりのエギが即根掛かりからのロスト。 こんなテンションの下がる経験、皆さんもありませんか?ちなみに釣猿チームは全員体験済みですw だからこそた[…]
まとめ
今回は、根掛かりしてしまったエギの簡単な回収方法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
根掛かりはいつどこで発生するかわかりません。
エギのロストが怖くてキャストを遠慮したり、使いたいエギの使用を控えたりなどエギングを十分に楽しめない方もいるのではないでしょうか。
今回の回収方法でほとんどのエギが無事帰ってくるので、安心してエギングを楽しみましょう。
ぜひお友達や知人にもシェアして、みんなでエギのロストを減らしていけたらと思います。
それではこれからもみんなでエギングライフを楽しみましょう!