近年人気が上昇しているロックフィッシュゲーム。
漁港や磯から手軽に根魚(ハタ類・ソイ・アイナメなど)を狙う事ができます。
ロックフィッシュのタックルの中で最も重要なのがロッド選び。地形把握や感度に関わってくるので、適当に選ぶと後で後悔してしまうことも…。
みなさんご存知のダイワから販売されている「HRF」シリーズは、ロックフィッシュ専門にロッドを設計・開発しているブランドです。
今回は初心者の方やロックフィッシュ専用トッドをお探しの方のために、ダイワのロックフィッシュ専門ブランド『HRFシリーズ』と『ハードロックX』の3機種を徹底解説していきます。
・HRFのコスパ最強ロッドはどれ?
・おすすめのロッドを知りたい
・性能やスペック、特徴を教えて!
・ロックフィッシュを始めたいけど、タックル選びに困っている
ロックフィッシュを始めたいけどタックル選びに困っている方や、「HRF」シリーズを比較したい方の参考になる記事となっています。
DAIWA(ダイワ)とは
ダイワ(Daiwa)は、日本を拠点とする世界的な釣具メーカーであり、釣り具業界で高い評価を受けている会社です。1955年に創業され、現在では幅広い種類の釣り具製品を提供しています。
ダイワは、リール、ロッド、ライン、ルアーなどの釣り具を中心に製造・販売しており、さまざまな釣りスタイルや魚種に対応する製品を展開しています。また、ダイワは幅広い釣りスタイルに対応する製品を展開しており、釣りのジャンルによってさまざまなシリーズがあります。
・エギング=エメラルダス
・アジング=月下美人
・ショアジギング=ソルティガ
・シーバス=モアザン など
プロのアングラーとの協力や技術の研究開発に力を入れており、常に最新の釣り技術とトレンドに合わせた製品を提供しています。ダイワの製品は高品質で知られており、革新的な技術や耐久性に優れた性能を備えています。
独自の製品開発施設と技術チームを持ち、製品の設計・開発・製造において高い品質基準を守っています。
「HRF」のグレード
ダイワがロックフィッシュ専用ロッドとして開発しているシリーズが「HRF(ハードロックフィッシュ)」です。
ロックフィッシュは最近人気が上がってきているジャンルの釣りです。そのためHRFシリーズのラインナップはまだ揃い切っていないのが現状。
入門向けのエントリーモデルから、中上級者向けのミドルクラスのグレードがラインナップされています。
コンセプト | グレード | 販売価格 |
エントリーモデル | ハードロックX | 14,200〜14,500円 |
HRF |
25,500〜26,500円
|
|
ミドルクラス | HRF AIR | 38,500〜41,500円 |
ロックフィッシュ専用ロッドのシリーズ「HRF」に加え、初心者でも手が出しやすいダイワのエントリーシリーズ「ハードロックX」も含めた3モデルを紹介していきます。
『安かろう悪かろう』は古い!
よく思われがちなのが「安かろう悪かろう」という値段が安いから品質が悪いだろうという考え方です。
確かに以前の安いロッドはその傾向が強かったですが、近年はそういう訳でもありません。
エントリーモデルと言われる価格の安いロッド(1万円前後)でも、上位機種に使用されている技術やパーツを採用している製品はたくさん存在します。ベテランアングラーも1万円台のエントリーモデルのロッドを愛用しているケースもたくさんあるので、一概に「安いから品筆が悪い!」と決めつけるのはナンセンスです。
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ロックフィッシュ専用ロッドを選ぶ基本
ロックフィッシュのロッド選びに失敗しないためには3つのポイントに注意する必要があります。
① ロッドの種類(スピニングorベイト)
② ロッドの長さ(7フィート台が基準)
③ ロッドの硬さ(MH(ミディアムヘビー)が基準)
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ダイワ製ロックフィッシュ専用ロッド徹底解説!
① ハードロックX(1万円台 前半)
ダイワのロックフィッシュロッドの中で、入門向け・初心者向けのロッドとして開発された「ハードロックX」。
基本性能に優れ、マイルドなブランクスは初心者でもキャストしやすいよう設計されています。
この価格帯のロッドでは珍しく、「SiCトップガイド」が搭載されているので、ラインの耐摩耗性が高く、ラインブレイクの危険性を軽減してくれます。
スピニングモデルが3機種、ベイトモデルが3機種(機種に「B」の表記)のラインナップで、オールラウンダーからロングモデルと自分の釣りスタイルに合った選択が可能です。
入門グレードということもあり、特別尖った性能はなく、クセのない設計となっています。
ラインナップと基本スペック
品番 | 種類 | 全長 | 自重 | ルアーウェイト | 継本数 |
73L | スピニング | 7.3ft | 105g | 3-15g | 2本 |
86M | スピニング | 8.6ft | 150g | 5-35g | 2本 |
90MH | スピニング | 9.0ft | 160g | 7-45g | 2本 |
73LB | ベイト | 7.6ft | 112g | 3-15g | 2本 |
83MB | ベイト | 8.3ft | 145g | 5-35g | 2本 |
86MHB | ベイト | 8.6ft | 167g | 7-45g | 2本 |
・低価格帯のロックフィッシュ専用ロッドを探している
② HRF(1万円台 後半)
ダイワのロックフィッシュ専用ブランド「HRF(ハードロックフィッシュ)シリーズ」のエントリーモデルとして強い支持を受けているのが「HRF」。
軽量化・高強度・高感度を高める「エアセンサーシート」や、ネジレに強い「X45」を搭載したブランクスを採用し、2022年にリニューアルされました。
粘りや強度を重視した竿に最適な素材である「HVF(高密度カーボン)」も採用されているので、パワーの必要なロックフィッシュに相応しい仕様となっています。
ラインナップは、スピニングモデルが4機種、ベイトモデルが3機種(機種に「B」の表記)の合計7機種から選択する事ができます。
全体的に重量が軽めで、最軽量モデルは110gしかありません。軽いことで手元感度が高くなり、ロックフィッシュのアタリや微細な地形変化を感知する事が可能です。
初めてのロックフィッシュロッドはある程度性能の良い製品が欲しい方や、中〜上級者のサブロッドとしておすすめです。
ラインナップと基本スペック
品番 | 種類 | 全長 | 自重 | ルアーウェイト | 継本数 |
79M・Q | スピニング | 7.9ft | 110g | 5~30g | 2本 |
83MH・Q | スピニング | 8.3ft | 118g | 7~40g | 2本 |
86M・Q | スピニング | 8.6ft | 115g | 5~30g | 2本 |
90MH・Q | スピニング | 9.0ft | 133g | 7~40g | 2本 |
76MHB・Q | ベイト | 7.6ft | 120g | 7~40g | 2本 |
83MB・Q | ベイト | 8.3ft | 122g | 5~30g | 2本 |
86MHB・Q | ベイト | 8.6ft | 134g | 7~40g | 2本 |
・豊富なラインナップから自分に合った機種を選びたい
・ちょっと良いロッドでロックフィッシュを始めたい
・シチュエーションに合わせたセカンドロッドを探している
③ HRF AIR(3万円 前半)
ダイワのロックフィッシュ専用ロッドのミドルグモデルにあたる「HRF AIR」。
現時点では最上級モデルになる「HRF AIR」は、上位機種のロッドに採用される機能が備わっています。
2021年に発売された「21HRF AIR」は、ブランクスに「X45」や「Vジョイント」「HVFナノプラス」を採用した事で、パワー・感度が大幅に向上。リールシートには軽量化と感度アップを実現する「エアセンサーシート」を搭載しています。さらにガイドには丈夫で糸がらみしにくい「ステンレスSiCのKガイド」仕様。
誰もがロックフィッシュを十分に楽しむ事ができるようチューニングされています。
ラインナップはスピニングモデル4機種、ベイトモデル4機種の全8機種とシリーズ最多。
特に他のシリーズにはないボートでの釣りの際に操作性の良い6ft台のショートレングスがラインナップされています。
全国様々なフィールドでの釣りを想定したラインナップになっているので、自分に合ったロッドが必ず見つかります!
上級者も納得のロッドに仕上がっているので、より良いロッドでロックフィッシュを楽しみたい方におすすめです。
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ラインナップと基本スペック
品番 | 種類 | 全長 | 自重 | ルアーウェイト | 継本数 |
75ML-S・N | スピニング | 7.5ft | 104 | 5~25 | 2本 |
810M・N | スピニング | 8.10ft | 117 | 5~30 | 2本 |
90M/MH・N | スピニング | 9.0ft | 128 | 5~40 | 2本 |
910H/XH・N | スピニング | 9.10ft | 176 | 7~50 | 2本 |
610ML/MB・N | ベイト | 6.10ft | 107 | 5~30 | 2本 |
73M/MHB・N | ベイト | 7.3ft | 118 | 5~40 | 2本 |
83MB・N | ベイト | 8.3ft | 122 | 5~30 | 2本 |
86M/MHB・N | ベイト | 8.6ft | 137 | 5~40 | 2本 |
・ロッドの性能面で妥協したくない
・何回もアイテムを買い替えるのが好きじゃない
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ダイワのロックフィッシュ専用ロッド「HRFシリーズ」と入門機「ハードロックX」の計3機種について解説してきました。
「HRFシリーズ」のラインナップはそこまで多くはありませんが、初心者には「HRF」や「ハードロックX」、中級者〜上級者は「HRF AIR」の選択が最適です。
自分のロックフィッシュレベルに合わせて徐々にタックルのレベルを上げていくのが上達の近道でもあります。
ぜひ皆さんもダイワのロックフィッシュ専用ロッド「HRFシリーズ」と入門機「ハードロックX」を使用して、ロックフィッシュ ゲームをもっともっと楽しみましょう!
各モデルの性能一覧まとめ
特徴 | ハードロッカーX | HRF | HRF AIR |
ブレーディング X | ● | ||
X45 | ● | ● | |
メガトップ | ● | ||
エアセンサーシート | ● | ● | |
V-ジョイント | ● | ||
HVF | ● | ||
HVFナノプラス | ● |
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