近年急速に流行っている釣りといえばエギングですが、そのメインターゲットといえばアオリイカですよね!
イカの王様と言われるアオリイカは、特に美味とされており、時期や地域によって異なりますが1kgあたり3000円〜6000円もする高級イカです。
そんなアオリイカが手軽に釣れるエギングですが、釣れたイカを皆さんはどのように持ち帰っていますか?
せっかく釣ったアオリイカは家で美味しく食べたいですよね!そこで今回は、釣れたアオリイカの正しい持ち帰り方をご紹介していきます!
- イカが釣れたけどどうやって持って帰ったら良いかわからない!
- 道具は何が必要なの?
などなど、エギングを始めたばかりの初心者のお悩みを解決します!
アオリイカとは
アオリイカは、透明な白色に近いボディ、丸く大きめのエンペラが特徴のイカです。釣果が期待できるシーズンは春と秋で、春は産卵を控えた大型のアオリイカ、秋はコロッケサイズの子供イカを狙って連日釣り場には大勢の釣り人で賑わいます。
冒頭でも触れましたが、アオリイカは高級食材としても人気で、高級な居酒屋や寿司屋、日本料理店などの飲食店で高値で取引されています。
イカの中で最もおいしいとされ、肉厚で甘味・旨味のある特徴的な味をしています。
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アオリイカの持ち帰り手順
まずはアオリイカが釣れてから持ち帰るまでの手順を紹介します。
そうなんです!実はこの3ステップだけで非常に簡単なのですが、それぞれ大事なポイントがあってそこが美味しく持ち帰れるかどうかの境目なのです。
それでは、その『大事なポイント』について詳しく解説していきます。
アオリイカはなぜ締めるのか?
アオリイカはなぜ締めないといけないのか?それには2つの理由があります。
- 新鮮さを保つため
- イカ墨を吐くのを防止するため
締める=神経締め(心臓は動いている状態)をすることで、運動能力を奪いつつ鮮度を保つことができます。
動き回れば、他のイカを傷つけてしまう可能性もあるので、しっかり動かなくすることは重要になってきます。
また、神経締めをしないとイカは墨を吐いてしまいます。イカは真水に触れると劣化してしまうので、身体中イカ墨だらけのアオリイカを洗う行為は極力避けたいわけです。
以上のことから、釣れたアオリイカはしっかり締めることが大事なのです。
詳しい締め方はこちらの記事を参考にしてください!ここでは動画にて簡単にご紹介します。
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必須アイテム「クーラーボックス」
アオリイカをしっかり締めたら、クーラーボックスに入れて持ち帰りましょう。
イカは高温に弱く急速に劣化する特性があります。特に夏場など連日猛暑が続く季節に新鮮なままアオリイカを持って帰るためには、クーラーボックスは必須と言えます。
クーラーボックスに入れる際に気をつけたいポイントは以下の2つです。
- イカを氷や真水・保冷剤に直接触れさせない
- 必ずビニール袋などに入れる
イカは真水に触れると浸透圧の関係で体細胞が水を吸収してしまい、白く変色したり味や食感が損なわれることがあります。
そのため、クーラーボックスに入れる際は必ずイカに直接真水(溶けた氷も含む)が当たらないようにしましょう。
そうすれば、鮮度・色・食感と全て損なわれることなく持ち帰ることができます。
スルメイカやヤリイカなど他のイカも基本的に同じなので、別のイカが釣れた時も真水に当たらないように注意しましょう!
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ジップロックがあるとより便利
イカを入れる袋はしっかりと丈夫なものを選ぶようにしましょう。薄いビニール袋だと、持ち帰っている最中に破れてしまう恐れがあるため、分厚めの袋がおすすめです。
最も適している袋はジップロックのようなジッパーで開閉ができるタイプのものです。丈夫な上、わざわざ袋を縛る手間もありません。
ビニール袋でも良いのですが、より水が入らない状態を手軽につくれるジップロックは非常に優秀です。
イカが入るように大きめのサイズを選んでおけば安心ですね!
少し割高ですがイカ持ち帰り専用の袋も販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
春イカ … 全長60cm以上
秋イカ … 全長15〜20cm
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正しい持ち帰り方でイカを美味しく食べよう!

いかがだったでしょうか。
今回は釣れたアオリイカの正しい持ち帰り方として手順と大事にしたいポイントを紹介してきました。
アオリイカは刺身にしても天ぷらにしても絶品です。ぜひ正しい持ち帰り方をして、最高に美味しいアオリイカをいただいてください!
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